「外出から帰って来たら、自宅に違和感があるような気がする」と感じたことはありませんか。
一人暮らしだと特に「もしかして不法侵入かも…」と不安になってしまうこともありますよね。
消したはずの電気がついている、ものが移動している、タンスが半開きなど、気のせいだと済ませてしまいがちなこともあるかもしれませんが、それらが実は、家に侵入者が入った痕跡である可能性も。
この記事では、わずかな違和感を見逃さないための、侵入者が疑われる痕跡や、部屋への侵入を確かめる方法、もしも侵入されていた場合の対策方法などを紹介しますので、最後までご覧ください。
気のせいだと感じていた違和感が、不法侵入の痕跡である可能性はあります。
まずは、家への侵入が疑われる痕跡を確認しておきましょう。
不法侵入を疑う必要がある痕跡をご紹介します。
「消したはずなのに部屋の電気がついている」というご経験がある方も多いのではないでしょうか。
消し忘れてしまっただけという場合も少なくありませんが、普段使わない場所の電気がついている、確かに消したはずなのに電気がついている、といった場合は、念のため警戒した方が良いでしょう。
鍵を閉めた記憶が確かにあるのにドアがあいている場合も警戒が必要です。
明確に玄関のドアの鍵が開いている場合は当然ですが、部屋のなかのドアが少しだけ開いている、ドアや窓枠にできたばかりのキズがある、などといった小さな違和感にも要注意です。
家のなかの家具の配置が普段と違う場所にあった場合も要注意。
たとえばタンスや本棚、キャビネットなどが明らかに斜めになっているような大きな違いはもちろんですが、テレビやストーブの配置が少しだけずれている場合など、見落としがちな小さな違いにも気を配るようにしましょう。
リモコンやちょっとしたメモ書きなど、たとえ価値のあるものでなかったとしても、部屋のなかのものが紛失している場合は何者かが侵入したことを疑いましょう。
家を出る前まであったはずのものがなくなっていた場合や、最近使っていないものがなくなっていた場合は要注意です。
しっかりと閉めたはずのタンスやクローゼットが少しでも開いていた場合、侵入者が中身を見た可能性があります。
何らかの理由で開いてしまう可能性も否定はできませんが、タンスやクローゼットがひとりでに開いてしまうことは基本的には考えられません。
閉め忘れの場合も考えられますが、警戒したほうが良いでしょう。
部屋への侵入を疑った場合、一刻も早く対策をとることをオススメします。
部屋に誰か侵入したかどうか確認することができる方法をご紹介します。
最も効果的な方法のひとつに、監視カメラをつけることがあげられます。
とくにおすすめなのが、屋内用防犯カメラを設置すること。
自室のみを監視することができるのでご近所を気にせずに設置することができます。
ただし、屋内用防犯カメラは侵入者による破壊や持ち去りのリスクがあります。
そのため、クラウド保存機能があるカメラがおすすめです。
さらに、200万画素以上の高画質、外出先での映像確認、動体検知機能があるカメラを選ぶとより効果的です。
監視カメラとあわせて、スマートホーム機器を利用するのも効果的です。
特におすすめなのが、人感センサーです。
侵入者が部屋に入ってきた場合、人感センサーが動きを検知し、スマートフォンに通知が届きます。
屋内監視カメラと連携させておくことで、自動で撮影することも可能です。
さらに、スマートフォンから音声警告を送る機能を備えているものもあります。
ややアナログな方法ですが、部屋のドアに紙などの軽いものを挟んでおくのもおすすめです。
侵入者に気づかれないよう、ドアの低い位置に紙を挟んでおく、なるべく小さな紙を挟んでおくなど、気をつけることが何よりも重要です。
万一紙を挟んでいることがバレてしまった場合、侵入の証拠が残らないよう、元に戻されてしまう可能性があります。
ドアやクローゼットなどの開閉する扉に、センサーを取り付けておくのもおすすめです。
センサーを取り付けたクローゼットの扉やドアが開閉されると、スマホに通知が届くため、身に覚えのないタイミングで通知が届いた場合、誰かが部屋に侵入しているということがわかります。
ドアやクローゼットだけでなく、窓や、宅配ボックスなどに取りつけておくのも効果的です。
紙を挟んでおく方法と並び、アナログな手法として、床に小麦粉をまいておくという方法があります。
侵入者が気にしない程度にうっすらと小麦粉をまいておくことで、侵入者が足を踏み入れると足跡がつくようになります。
もしも足跡がついていたら、侵入者が入って来たということになります。
もしも不法侵入が疑われる場合、どのような人が侵入していると考えられるでしょうか?
最も考えられるのは、合鍵を持っている知人や親族などです。
特に家族の場合、勝手に部屋の片づけなどをされていて、部屋のなかの家具などの配置が変わってしまっているという場合も考えられます。
心当たりのある家族や知人がいる場合は、まず連絡を取ってみて、確認してはいかがでしょうか。
知人や親族などに心当たりの人がいない場合、空き巣や泥棒を警戒する必要があります。
空き巣の場合、しっかりと閉めたはずの鍵を開ける技術を持っている場合もあるため、自分では鍵を閉めたはずなのにあいている、ということもありえます。
もしも人間関係に不安を抱えている、誰かに見られているような気がする、などの心当たりがあるなら、ストーカーによる不法侵入の可能性もあります。
ストーカーの場合、ターゲットの身辺を知りたい、ターゲットの私物を自分のものにしたい、という願望から、窃盗を働いている場合も。
たとえ、金目のものではないものであっても、私物が紛失していることに気づいたら、ストーカーを疑った方が良いでしょう。
部屋へ侵入者が入ってきていることが疑われる場合、どのような対策をとればよいのでしょうか。
ここでは部屋への侵入者対策を紹介します。
自力での侵入者対策には限界があります。そのため、ホームセキュリティーなどの防犯システムを利用しましょう。
最近は一人暮らし用の防犯サービスも充実しており、手頃な価格で利用できます。
防犯設備は犯罪者に狙われにくいので、侵入の抑止力としても有効です。
すぐできる対策としては、玄関の鍵を交換することがおすすめです。
管理会社や大家さんに連絡して鍵交換の許可をもらいましょう。
鍵を持っている侵入者は鍵を交換すれば侵入できません。
ストーカーや空き巣が疑わしい場合は、警察への通報はマストです。
その場合、部屋のなかに具体的にどのような違和感を抱いたのか、状況を詳しく説明できるようにしましょう。
また、何者かが侵入したという証拠がある場合は警察にすぐに通報し、警察が来るまでは家のなかに入らないようにしましょう。
特にストーカーなどが疑われる場合、警察による対応に納得できない場合もあるかと思います。
不法侵入への不安が払拭されないのに、納得できるような捜査をしてもらえなかった場合、不安な気持ちをずっと抱え続けることになってしまいますよね。
そのような場合、不法侵入の証拠などをあつめて再度警察や弁護士に相談することになりますが、ひとりで証拠を集めるのは大変です。
その際、頼りになるのが探偵です。
不法侵入の証拠集めなどの調査を探偵に相談することで、プロの技術に頼ることができます。
侵入者が疑われる痕跡や確かめる方法、もしも侵入されていた場合の対策方法などをご紹介しました。
不法侵入が疑われる場合はまず警察に相談することが重要ですが、それでも不安が払拭されない場合は、探偵事務所への相談も有効です。
不法侵入やストーカーなどに関する調査実績のある探偵事務所を選んで、相談してみてください。
西日本トラブル対策専門窓口では、無料相談を受け付けています。
不法侵入でお悩みの方は、電話やLINE、下記お問い合わせフォームからご連絡ください。
侵入対策に経験豊富な相談員が対応します。
執筆者 / なな /
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