Brainwashing
洗脳(Brainwashing)は、強制力を用いて人の思想や主義を根本的に変えさせることを指します。洗脳は、暴力的行為により思考を変えていきます。
暴力的行為はリンチや暴力など「肉体的な攻撃」のみならず、暴言、罵倒、訊問など「言葉による攻撃」も含まれます。(悪質な場合、薬物の投与も)
洗脳の過程で、被害者の頭のなかでは、どのような変化が起きるのでしょうか?その過程が「解凍・変革・再凍結」の3ステップです。
まずは、暴力的行為により、それまで抱いてきた個人の信念やアイデンティティを攻撃して崩壊させる
新たな信念やアイデンティティに関する情報を注入し形成させる
新たに形成された信念やアイデンティティを定着させる
洗脳者はあらゆる手法を用いて、洗脳を行ないます。
洗脳者は、➀理想描写、➁理論提供、➂現状把握、➃目標設定、➄支援表明という「手順の型」を持ち、これらを駆使して洗脳します。
以下は、「洗脳」でよく使われている手口です。
では、どのような人が洗脳されやすいのでしょうか?
以下は、洗脳されやすい人の特徴です。
世界各国で破壊的なカルトによる凶悪な事件は後を絶ちません。
国内で起きた「洗脳」を軸に行なわれた、日本史上最悪ともいえる凶悪犯罪事件です。
世界で起きた悲惨なカルト事件では、「毒殺」「焼死」「銃殺」「集団〇殺」など、日本の常識では考えられない事件が数多く起きています。
過去には死者が900名以上の、史上最悪の集団〇殺を起こした事件も。
※チャールズマンソン事件では、犯行のほとんどが信者たちで行なわれており、あくまでも9人の殺害を指示しただけで「自分は誰も殺していない」と供述しています。
マインドコントロールは、嘘や隠ぺいによって情報をコントロールし、本人の意志を変える手段を指します。
洗脳のような暴力的行為や身体的拘束は用いず、コミュニケーションの技法を用います。また、マインドコントロールは、本人や周囲にきづかれずに影響を及ぼします。
マインドコントロールされた本人は、何かの力で考えを変えられたとは思わず、「自分の意志で変容を遂げた」と思い込むのが特徴です。
そのため、マインドコントロールは洗脳よりも解けにくいと言われています。
マインドコントロールによって、人は5つのものを変えられるとされています。
これらの5つが変わることにより、古い自分と新しい自分の入れ替えが行なわれます。
人の心を思い通りに動かす「6つの原理」を応用し、強迫観念と依存心を煽り、健全な思考を奪います。
人には「他人から受けた恩は返したくなる」という心理があり、これを「返報性」と呼びます。
自分だけが一方的に得をしている状態だと、相手に対して「罪悪感」を覚えるため、これを解消したい!という心理が生じます。
この返報性を応用したテクニックに「ドア・イン・ザ・フェイス」があります。
最初にわざと大きな要求を提示して相手が拒否したら、譲渡する形で本来の目的や要求を伝えます。
コミットメントと一貫性とは、一度なにかを表明すると、その後も一貫性のある態度をとろうとする心理です。
この原理を応用したのが「ロー・ボール・テクニック」があります。
最初に小さな要請を出し、そこから徐々に新しい要請を加えていき、最終的に本来の目的や要請を解消させるというものです。
社会的証明は、周囲が支持する意見や判断が正しいと思い込み、それらに従ってしまう心理傾向です。
たとえば「業界ナンバーワン」「顧客満足度10年連続1位」などが、わかりやすいでしょう。
多くの人が購入している=それだけの価値があるに違いないと判断が働きます。
人は好意を向けてくれる相手に対して、好意的な行動を返しやすい性質があります。
相手を「褒める」という行為は、相手へ好意を示すシンプルな方法です。
人は誰しも「認められたい」という承認欲求を持っており、人から褒められる行為は、それを存分に満たします。
人は肩書きや地位など、なんらかの権威を持つ人の意見や指示に従いやすい傾向があります。
たとえば、医師が出した処方箋を疑う人は少ないのではないでしょうか?
また、「有名大学出身」「各国の著名人と親交が深い」など、アピールされたら信じてしまう人も多いでしょう。
「数量限定」「期間限定」「地域限定」など、人は限られたものほど価値を感じるという心理があります。
また、特別な条件をクリアした人だけが入れるサービスや、会員限定などのプレミアム特典も希少性を高めるための方法です。
カルトやマルチ商法の勧誘では、「あなたは選ばれた特別な人間」や「このタイミング逃がしたら、二度と手に入らない」「限られた人にだけ紹介している」など、希少性を強調して興味を引いています。
なぜ怪しげな団体や、破壊的なカルトにのめり込むのか不思議に思うかもしれません。
人は誰でも、将来への不安、孤独感、家庭や家族の悩み、仕事や会社の不満、コンプレックスなど、自分だけでは解決できない問題を抱えています。
ターゲットと接触し対話のなかで、不安や悩みを聞き出しておき、それらを巧みに利用して不安や恐怖心を煽ります。
家族や恋人、身近な人がマインドコントロールされたら?まずは、本当にマインドコントロールされているのか確かめる必要があります。
その手がかりは、「表情」や「性格」に表れます。まず、疲労感、恐怖感、敵意、優越感といった表情が多くなります。
また、他者への敵意、感情の著しい起伏、認識のゆがみなど、外部からの情報に対して全て否定的になり、話が通じなくなります。
このような様子が見られたら、マインドコントロールを疑ったほうがいいでしょう。
洗脳やマインドコントロールは、相手を支配するために「情報」「思考」「感情」「行動」をあらゆる手法でコントロールします。
また、自分がいる内輪のグループを「内集団」、外のグループを「外集団」と分類します。
自分が所属する内集団を好意的に見るようになり、外集団に対しては否定的になりやすくなります。
そのため、外集団に分類された人が「洗脳されている」「騙されている」などと、伝えても意味がないでしょう。
では、どうしたら洗脳やマインドコントロールは「解除」できるのでしょうか?
まずは、自分が「洗脳やマインドコントロールされている」と気づかせることです。
洗脳やマインドコントロールにより、心身ともに追い詰められて「思考力低下」または「思考停止状態」に陥っている可能性があります。
体力と気力を取り戻すことで、自分を見つめなおすことができます。また、以下の順を追った作業も必要になります。
まずは、洗脳者や加わっている団体の実態を明らかにします。また、団体を離脱した元メンバーや関係者の現状を調査します。
元メンバーや関係者が、何事もなく暮らしていることが判明すれば「恐怖心」を取り除けることがあります。
また、元メンバーや関係者の体験談を聞かせるのも一つの方法です。
洗脳者や加わっている団体の「どこ」が「なぜ」問題なのかを指摘します。
洗脳やマインドコントロールは問題が深刻なので、順を追った調査が必要となります。
洗脳者や団体に関するあらゆる調査や情報収集を行ないます。問題点を指摘するためには、相手以上にその団体について知らなければなりません。
相手に答えを押しつけるのではなく、自分の意志で洗脳者や加わっている団体に疑問を抱かせ、考えさせなければなりません。
また、洗脳者や加わっている団体にいだく「理想と現実やイメージの違い」を調べることで、問題を解決できます。
ただし、適切な質問をするためには、かなりの下準備と練習が必要です。
洗脳やマインドコントロールされてから日が浅ければ、加わった団体から物理的な距離を取り、第三者と接触することで解除できるケースもあります。
家族や恋人、身近な人が洗脳やマインドコントロールされているかもしれない?と疑問に感じた時点で、まずは専門家に相談してみましょう。
あらゆる手段で洗脳やマインドコントロールされた人を、自力で助け出すのは限りなく不可能に近いでしょう。
洗脳トラブル解除サポートでは、以下の手法を駆使して、洗脳者や加わっている団体、被害者に対する調査を実地します。
ご提供いただいた情報を基に、関係各所への聞き込み調査、尾行や張り込みなどの行動調査、潜入調査、風評調査、素行調査、素性調査、身辺調査など、あらゆる調査を組み合わせて行ないます。
以下は、洗脳トラブル解除サポートで得られる情報の事例です。
洗脳やマインドコントロールに遭っているご家族から、「説得してほしい」「話し合いの立ち会いをしてほしい」と、サポートに関するお問い合わせは後を絶ちません。
当事務所では「調査報告書をお渡しして終わり!」ではありません。
洗脳トラブル解除サポートは調査のみならず、上級心理カウンセラー有資格者が話し合いの立ち会いまでのトータルサポートまで!洗脳者や加わっている団体関係者への立ち合いや、被害者への説得や同行など。
人によっては、洗脳やマインドコントロールから完全に解放されるまで、数年以上かかるケースも。また、精神的や肉体的に後遺症が残り、リハビリを受けている人もいます。
洗脳やマインドコントロールは深刻な問題であり、中途半端な介入は問題をこじらせて対立が深まってしまいます。
洗脳やマインドコントロールについての知識があり、過去に多くの洗脳トラブルを解決した当事務所にご相談ください。
洗脳やマインドコントロールに関するご相談から依頼までのトータルサポートは、以下のとおりです。
まずは、お問い合わせフォーム、電話、メール、LINEからお問い合わせください。
24時間365日お受けしています。ご相談内容が外部に漏れることはございませんので、安心してお話しいただけます。
お電話をいただき、面談のご予約をお取りください。年中無休 24時間(TEL 0120-868-886)お電話によるご相談やお見積りも可能です。
お電話で面談のご予約をいただく際には、ご相談内容の概要をお伝えください。
ご予約いただいた日時にお越しいただき、専門スタッフとの面談相談をお受けいたします。ご相談に関連する資料がございましたら面談時にご持参ください。
探偵には守秘義務がありますので、お話しいただいた内容が外部に漏れることは絶対にありませんのでご安心ください。
ご予約後、キャンセルの必要が生じた場合は、前日までにお電話にてご連絡ください。
相談の結果、アドバイスのみではなく、調査依頼をお受けする場合、着手金・実費等の調査費用についてもご説明のうえ、ご了解いただいた内容に基づいて委任契約書を取り交わします。
(調査委任契約書とは、ご依頼いただく探偵業務の内容、期間及び方法や調査結果報告の方法、資料の処分に関する事項、探偵業の委託に関する定め、探偵業務の対価などを明記した契約書で、依頼者と受任者が同一内容のものを1通ずつ保有します。)
当探偵事務所は証拠集めに自信があります!調査終了後には、裁判での証拠としても有効な報告書をご提供いたします。
顔がはっきりと映っている、きちんと証拠として使える報告書は高い評価をいただいております。また、調査後のサポートも充実。
洗脳トラブル対策の心得がある各専門家を紹介することも可能です。
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