ストーカー行為は、ターゲットに対して執拗な追跡や監視、嫌がらせを行なう悪質な行為です。
インターネットの普及によって従来より気軽に異性と出会うことができるようになった昨今、ストーカー被害は増加傾向にあります。
ストーカーの兆候や行動を早期に見極め、適切な対策を講じることは、被害を防ぐために非常に重要です。
この記事では、ストーカーの行動を見極める判断基準と対策方法をご説明します。
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ストーカーの兆候は、一見、ただの好意や関心のように見える場合があり、見極めるのが難しい場合があります。
しかし、ストーカー加害者には、共通した特徴やパターンが見られます。
以下に、ストーカーの兆候を具体的な事例と共に詳しく説明します。
ストーカーはターゲットにしつこく連絡をしてくるという傾向があります。
連絡の頻度が異常に高く、ターゲットが拒否しても連絡を続けることが特徴です。
ストーカーはターゲットの行動を詳細に監視し、居場所や日常の活動を把握しようとします。
ストーカーはターゲットに対して不要なプレゼントや贈り物を送りつけることで、関係を維持しようと試みます。
また、ターゲットに特定の反応を求めるために心理的な圧力をかけることもあります。
ストーカーは共通の友人や知人を介してターゲットと接触を試みたり、情報を収集したりします。
これにより、直接の接触を避けながらもターゲットに干渉し続けます。
ストーカーはターゲットに威圧や脅迫、名誉棄損や誹謗中傷を行ない、恐怖に陥れて関係を維持しようとします。
ストーカーは被害者のプライバシーを侵害し、個人情報を不正に取得しようとします。
このような兆候に気づいた場合は、速やかに信頼できる友人や家族に相談し、状況に応じて警察や専門家に連絡することが重要です。
また、証拠をしっかりと記録・保管し、法的手段を講じる際の材料とすることも忘れないでください。
証拠収集が難しいという場合は、探偵に依頼して証拠を収集してもらうことも考えましょう。
安全で安心な生活を維持するために、早期の対応が鍵となります。
また近年、デジタル技術の進歩によりストーカーの手口は巧妙化しています。
オフラインのストーカー行為だけでなく、オンラインによるネットストーカー行為が急増しています。
ターゲットのSNSのプロフィール、投稿した写真や動画から、個人情報を掴み、ストーカー行為をするという手口があります。
投稿された写真に写っている看板や街の風景、瞳に反射した風景などから
以上のようなことを特定することが可能な時代になっています。
ネットストーカーに遭わないためには
このような対策を日ごろから、心がけましょう。
ストーカーの兆候を放置することには、さまざまなリスクがあります。
以下に主なリスクを挙げます。
繰り返される恐怖や不安によって慢性的なストレス状態に陥ります。
うつ病、パニック障害、自己肯定感の低下、などにつながる可能性があります。
ストーカーの実行犯は、いつ、どんなタイミングで衝動的にストーカー行為をエスカレートさせるかわかりません。
兆候を感じ取ったときは、早期の対処をとらなければ身体的被害を受ける危険性があります。
先ほどご説明した通り、ストーカーの実行犯はターゲットの仕事、学校、プライベートな生活を妨害してきます。
放置することで、法的手段を取る際に証拠の効力が低下し、法的処置が難しくなる場合があります。
このようなリスクから、ストーカーの兆候を感じ取った場合は早期に適切な対応を取ることが重要です。
このようなお悩みを抱えている方は、一度、当事務所にご相談ください。
ストーカーの兆候を放置すると、ご自身に被害が及ぶと考えられがちですが、ご家族や友人にも危険や悪影響を及ぼす可能性があります。
憎悪の感情からご家族や友人に標的が向く可能性はもちろん、ストーカー行為を行なうための圧力として直接ご家族や友人に接触するというケースがあります。
実際に、ストーカー実行犯がターゲットのパートナーを襲い、命を奪うという悲惨な事件も過去にはありました。
大切な人を守るためにも、ストーカーの兆候は見逃さず、状況に応じた正しい対処をとりましょう。
ストーカーの兆候を感じ取った場合、早めの対策が重要です。
放置すると、ストーカーの行動はエスカレートし、危険な状況に発展する可能性があります。
以下に、具体的な対策を段階的にご紹介します。
直接会ったり、電話やメールでやり取りしたりしないようにしましょう。
初期段階の場合は、相手が諦める可能性もあります。
家族、友人、同僚、信頼できる人に相談し、状況を共有しましょう。
ご自身の安全を守るためにも周囲に協力してもらい、一人で夜道を歩かないなどの対策は重要です。
ストーカーの行動を記録しておきましょう。
日時、場所、内容などを具体的にメモしたり、写真や録音などを証拠として残すことで有効な証拠となり得ます。
以上は、ご自身でできる対策です。
しかし、これらはあくまで予防策に近く、根本的な問題解決にはならないので以下では通報先と専門家、相談先をご紹介します。
ストーカー行為は日本では刑事罰の対象となる犯罪です。
緊急性が高い場合は110番通報してご自身の身を守りましょう。
まずはお近くの警察署に連絡し、状況を詳しく説明してください。
この際、証拠となるもの(相手の名前やストーカーの事実がわかる写真や動画など)が必要となってきます。
法律の専門家である弁護士に相談することで、法的手段の具体的なアドバイスや代理を依頼できます。
この際も、先ほどと同じように証拠は必要となってきます。
警察や弁護士に言っても動いてくれなかった、という場合は探偵に依頼することで法的に有効な証拠を収集してくれます。
このような場合でもサポートを得られるので、ストーカー被害がエスカレートするのを未然に防ぐことができます。
当事務所はストーカー被害に関する調査では全国トップレベルの実績があります。
専門的な知識をもったプロの調査員による徹底した調査により、ストーカー被害の証拠収集、問題解決のためのサポートを行なっています。
以上のような調査とトータルサポートを行なっています。
ストーカーの兆候を感じ取っている場合は、その違和感を大切にしてください。
以下では、ストーカーの兆候を感じ取って、実際に当事務所にご依頼いただいた方の事例をご紹介します。
私は、大阪市内のデザイン会社に勤めています。
最近、周りに奇妙なできごとが起こり始めました。
仕事中、重要な取引先との電話をしている最中に聞き覚えのない雑音が聞こえたり、帰り道、何者かに付きまとわれている気がしたり・・・。
最初は偶然だと思っていたのですが、何回も続き、しばらくして事件が起こりました。
新しいコレクションのデザイン画をパソコンに保存していたのですが、デザイン画が何者かに盗み見られたことを確信するできごとが起こったのです。
パソコンにパスワードをかけていたはずなのに、会社の重要な情報が外部に漏洩している可能性が出てきました。
A子さん(ご依頼者さま)の携帯電話の雑音に関して最新の盗聴探知機を使用して調査しました。
オフィスにある電話機に盗聴器が仕掛けられていて、携帯電話にはGPSが搭載されたアプリがインストールされていることが判明しました。
電車でよく見る男性を徹底的に調査したところ、A子さんの会社の同僚の男性であることを突き止めました。
会社の情報漏洩については事実確認を行なったところ内部からの情報漏洩だということがわかり、ストーカー行為を行なっている同僚の男性による犯行だと判明しました。
当事務所の調査結果とアドバイスによりA子さんは以下の対処を行ないました。
これにより、問題は解決してA子さんは結果的に安心して仕事に取り組めるようになりました。
西日本トラブル対策専門窓口では、ストーカー被害におけるトラブルを解決するための調査やサポートを行なっています。
ストーカー被害に遭ってしまった方のほとんどが、まさか自分がターゲットになるなんて、とおっしゃっています。
いつ、誰が、どうして、何のために、このような悪質なストーカー被害のターゲットにされてしまうかわからない時代です。
兆候を感じ取った場合は、その違和感を大切にしてください。
ストーカーは放置しても収まることはなく、エスカレートする傾向があります。
大切なご家族にまで危害が加わらないためにも、専門家に相談し、対策を講じる必要があります。
その他、複雑なご事情やご要望にも柔軟に対応しながら最善の策を見つけていきます。
少しでも不安なことがあれば24時間受け付けている無料相談窓口までお気軽にお問い合わせください。
執筆者 / なな / 2024年11月
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