近年、ストーカー被害は深刻化しており、多くの人が恐怖と不安に苛まされています。
被害者は男性だけでなく女性も多く、年齢層も幅広くなっています。
ストーカー被害は、単なる嫌がらせではなく、被害者の心身に深刻なダメージを与える犯罪です。
なかには、命を落とす悲劇的な事件も発生しています。
探偵事務所である私たちは、長年にわたってストーカー被害の調査に携わってきました。ストーカー被害は決して他人事ではありません。誰もが被害者になる可能性があります。
本記事では、ストーカー被害に対する理解を深め、被害を防ぐために必要な調査や情報、体験談をお伝えいたします。
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警視庁によるストーカー被害に関する相談件数は毎年千件を超える程です。
ただ、これは警視庁の認知件数データの為、数字に表れていない被害者も大勢いるのが現実で相談しても解決できていない人も多いです。
というのもストーカー行為はストーカー規制法という法律によって禁止されていますが、被害を受けた証拠がない限りは警察も介入が困難なため対応できない可能性が高いからです。
警察に対応してもらうためには、客観的なストーカー被害の証拠が必要です。
被害を立証できる証拠を入手するためにも、調査のプロフェッショナルである探偵に依頼することを検討しましょう。
また、ストーカーや嫌がらせの被害に遭ってしまったとき、プロの力を借りずに自分自身で対応をしようとしたり、身内の手を借りて対応しようとすると、相手が逆上して一歩間違えると大きな事件に発展するリスクがあり危険性が高いためお勧めはできません。
ストーカー行為や嫌がらせをされていても「無視を続ければいつか収まる」「我慢していればいつか終わる」と考える方などもいらっしゃいますが、それもとても危険な考えです。
なぜなら、加害者側は放っておくとどんどん行為をエスカレートさせていき、いずれは大きな被害を受けてしまう可能性が高いからです。
「何かが起きてから」では手遅れになるので、早い段階で対策を取ることがとても重要です。
ここではストーカー被害調査のプロフェッショナルである探偵に調査を依頼するメリットをご紹介します。
ストーカー行為を受けている場合、大きく分けて2つのパターンがあります。
初めに「誰からストーカー行為を受けているのかわからない」場合ですが、例えば宛先が不明な無言電話、文書やメッセージ、郵送物が送られてくる、などの被害があげられます。
このような場合には誰から送られてきているか、をまず明らかにしなければいけません。
探偵にストーカー調査を依頼すると、尾行や張り込みによって犯人の身元を特定し、その後その情報をもとに身辺調査など幅広い調査をすることが可能です。
犯人を特定できれば、警察に相談する場合でも対応しやすくなります。
ストーカーによっては、盗聴器・盗撮カメラを仕掛けたり、スマホに位置情報アプリをインストールすることで行動を把握しているケースがあります。
盗聴器や盗撮カメラは小型化が進んでいるため一般的には発見できないケースが多いのですが、探偵は専門の機材を使って盗聴や盗撮の調査をすることも可能です。
次に、「誰がストーカー行為をしているのかは何となくわかっているが、決定的な証拠がないため法的な手段をとることができない」という場合です。
例えば、つきまとわれる、待ち伏せられる、職場や自宅近辺に押しかけられる、などの被害があげられます。
そういった場合には、その現場にて実際に被害を受けているという証拠等を集める必要があるため、私たち探偵が張り込んだうえで写真や映像を撮影する必要があります。
相手を訴える場合にも、こういった証拠が裁判を有利に進められる証拠のひとつとなってきます。
また、警察に相談する場合もこういった明確な証拠がある方がスムーズに対応してくれます。
「法的に効力がある証拠」を入手したいという場合には、探偵に調査を依頼しましょう。
もし、法的処置をとりたいけれど、どうすればいいのかわからないといったかたもご安心ください。
探偵にストーカー調査を依頼すると、証拠を入手した上で法的措置の準備もお手伝いいたします。
警察への被害届の提出や訴訟を起こす場合、もしくは弁護士の先生に相談する場合にもサポートをすることが可能です。
このように探偵が用意する調査報告書が法的な効力を持った証拠となることはもちろん、ストーカー被害の根本的な解決のためには探偵によるサポートが不可欠です。
被害が拡大する前に探偵に調査を依頼し、犯人の特定や証拠入手を進めましょう。
西日本トラブル対策専門窓口は、ストーカー・嫌がらせトラブルに特化した探偵事務所です。
まずは、現在に至るまでの経緯や状況をお聞かせください。
被害状況をお伺いしたうえで、専門家が最適な調査プランをご提案させていただきます。
ご提供いただいた情報をもとに、ストーカー被害の事実確認、証拠の収集、加害者の特定、加害者に対する情報収集など、あらゆる調査を組み合わせ解決へ導きます。
調査の結果得られた情報や証拠は、詳細な報告書に記載し、全てお渡しします。
※探偵事務所に依頼して作成された調査報告書は、警察に被害届を出す際に、有効な証拠となる可能性は十分にあります。
また、当事務所には「防犯設備士」が在籍しており、ご自宅や職場の防犯対策(防犯グッズの購入から設置)も承っております。
単に証拠や情報を集めるだけではなく、加害者や警察への話し合いの立ち会いなど、問題が解決するまでサポートいたしますのでご安心ください。
近年では、数多くのストーカー殺人事件が発生しています。
ストーカー被害を放置することは、被害者に深刻な影響を与え、エスカレートする危険があります。
日本国内で起こった有名なストーカー殺人事件は、社会に大きな衝撃を与え、ストーカー問題に対する関心を高めるきっかけとなりました。
2024年5月、新宿区のタワーマンションで起きた事件です。
被害者はクラブを経営する25歳の女性で、容疑者により腹部や首など数十箇所を刺され死亡しました。
容疑者は以前から被害者のクラブに頻繁に通っており、過去にストーカー行為で逮捕されたことも。
被害者の女性は元交際相手の男性からストーカー行為を受け、警察にも相談していたものの、最終的に博多駅近くで襲撃され命を奪われました。
女性に馬乗りになって刃物で胸などを何度も突き刺す凶行に及んだ。
加害者は女性との関係のもつれや職場の問題を理由にストーカー行為を継続し、事件の2ヵ月前にはつきまといを禁じる「禁止命令」も受けていました。
この事件は社会に深刻な衝撃を与え、警察の対応やストーカー規制の問題が改めて議論されました。
加害者には懲役20年の判決が言い渡され、2024年7月に確定しています。
2016年に東京都小金井市で発生した重大な事件です。
アイドル活動をしていた被害者がSNSを通じて知り合った男に執拗にストーキングされ、ライブ会場前で襲撃され重傷を負いました。
犯人は事前に彼女へ予告するメッセージを送りながら、最終的に刃物で彼女を複数回(傷痕は全身に34か所)刺しました。
この事件は、警察が事前の相談に対応しきれなかったことや、当時のストーカー規制法がSNS上のつきまといを十分に規制できていなかったことが問題視され、法改正が促されるきっかけとなりました。
被害に遭った女性は、現在もPTSD(的外傷後ストレス障害)に苦しんでいます。
東京都新橋で、耳かき専門店の従業員である女性が殺害されました。
加害者は、被害者が勤めていた「耳かき店」の常連客でしたが、交際していたわけではなく、単なる従業員と常連客の関係であったものが一方的に恋愛感情を持ち、ストーカーとなって殺人事件を起こしたとして話題となりました。
加害者は女性への恋愛感情が憎悪に変わり、自宅を襲撃。祖母も巻き込まれ死亡した凶悪な事件(2人は顔や首などを刃物で刺された)です。
1998年に群馬県で発生した凶悪事件です。電気工事業を営む男性とその妻、男性の母親の3人が自宅で殺害されました。
犯人とされたトラック運転手は、家族の娘に執着しストーカー行為を続けていたとされ、事件後に逃亡。
いまだ容疑者や車両の発見につながる有力な情報はなく、事件から26年経った現在も未解決のまま捜査が続いています。
ストーカーの執着心は深く、場合によっては被害者の命を奪うまで止まらないケースも。
多くの方が「自分には関係ない問題」だと考えていますが、誰しもが被害者になる可能性があります。
被害に遭われた方も、まさか自分が標的になるとは想像もしていなかったはずです。
もし、あなたがストーカー被害に遭っていると感じたら、一人で悩まずに、すぐに専門機関に相談してください。
以下では、実際に探偵事務所に依頼して調査と解決サポートを利用された方からの体験談をご紹介しますので、お困りの方はご参考ください
勤め先の飲食店に、私の知人だと名乗る者から電話がありましたが相手が名乗った名前を聞いても誰なのか全くわかりませんでした。
そこから数日間にかけて何度も職場に電話があり、なかには「いま○○(私の住んでいるマンション名)の下にいる」といった内容の電話もあり身に危険を感じた私は警察に行きました。
しかし、実際に何かをされたわけではないので現段階で犯人を調査することは難しいと言われてしまい話を聞いてもらうだけで終わりました。
その後、日が経っても犯行が収まることはなく、実家にまで電話がかかってきたり、マンション下に止めている私の自転車のサドルを盗まれたり、ポストの郵送物が無くなったり、逆にエスカレートしていきました。
誰がこのようなことをしているのか見当もつきません。
いつどこで直接的に何をされるかわからない恐怖にずっと怯えて過ごしています。
誰がこのようなことをしているのか、なぜ私なのか、調べていただけないでしょうか?
依頼後、すぐに調査していただけました。
ストーカー被害に遭っていることの証拠等を集めてもらい、相手の氏名、性別、住所、職場など個人情報も調べてもらうことができました。
調査の結果、相手は私の小学生時代のクラスメートであることが判明しました。
その頃のクラス名簿や私のSNSなどから、職場や私の自宅、実家の住所や電話番号などが入手されてしまっていたようです。
本当に恐ろしかったですが真実がわかり、依頼した探偵事務所の担当のかたに付き添っていただき、証拠を持って警察に再度相談しに行きました。
警察も、探偵の方が集めてくださった決定的な証拠の数々から被害の状況と緊急性を理解してくださって、相手に接近禁止令を出し、私の自宅や職場周辺にもパトロールを強化を約束してくれました。
今はもう被害も無くなり、安心して毎日を過ごすことができています。
迅速な調査と心強いサポートに本当に感謝しています、ありがとうございました。
西日本トラブル対策専門窓口では、ストーカー被害におけるトラブルを解決するための調査やサポートを行なっています。
ストーカー被害に遭ってしまったかたのほとんどが、まさか自分がターゲットになるなんて、とおっしゃっています。
いつ、誰が、どうして、何のために、このような悪質なストーカー被害の被害者になってしまうかわからない時代です。
私たちは、ストーカー被害の証拠の収集、相手を特定するための情報収集、弁護士や専門家との話し合いの立ち会いや紹介など、解決するためのトータル的なサポートを行なうことが可能です。
その他、複雑なご事情やご要望にも柔軟に対応しながら最善の策を見つけていきます。
ストーカー被害は自身で解決するには最も危険でさらにトラブルになる可能性が高いため、一日でも早い安全な解決を望むのならプロに相談することをお勧めいたします。
少しでも不安なことがあれば24時間受け付けている無料相談窓口までお気軽にお問い合わせください。
監修者・執筆者 / 山内 / 2024年10月23日
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ
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