近年、盗撮の手口が巧妙化しています。
隠しカメラの小型化やスマートフォンなどテクノロジーの進化に伴い、盗撮被害への対策も難しくなっているのです。
盗撮は卑劣な犯罪です。
自宅にカメラを仕掛けるほか、エスカレーターや階段を利用して勝手に撮影するなど、盗撮犯は手を変え品を変え、他人のプライバシーを侵害します。
盗撮行為は今や、誰もがいつ被害に遭ってもおかしくはない、身近な犯罪となっています。
この記事では、最新の盗撮の手口や実際の被害事例を通して、盗撮から身を守るための効果的な対策を紹介していきますので、最後までご覧ください。
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盗撮犯は、さまざまな方法を使って被害者に気づかれることなく盗撮を行います。
盗撮から身を守るために、まずは最新の盗撮の手口を知っておきましょう。
近年増加しているのが、スマートフォンを利用した盗撮です。
スマートフォンの普及率が高まり、カメラ性能が向上したことにより、盗撮に用いられることが増えました。
盗撮犯はスマートフォンを利用することにより、怪しまれずに盗撮することが可能となりました。
スマートフォンを使用した盗撮では、シャッター音が出ないカメラアプリなどが利用されることが多いです。
スマートフォンと同様に、カメラの小型化も盗撮をエスカレートさせる原因のひとつとなっています。
小型化したカメラはメガネや腕時計、ペンなどに偽装され、盗撮に利用されています。
特に、トイレや更衣室に設置される隠しカメラは発見されにくくなっています。
実際に、ペン型カメラを使用して女子高校生のスカート内を盗撮した事案も発生しています。
エスカレーターや階段を利用した盗撮が多発しています。
こちらは、背後からスマートフォンや小型カメラを使い、女性のスカート内などを盗撮する方法です。
この方法を利用すれば、被害者に怪しまれずに撮影できるため、昨今急増しています。
大体のケースでは手に持ったスマートフォンを使いますが、バッグや靴に小型カメラを隠す手口もあります。
近年、USBメモリー型カメラを利用した手口も増加しています。
USBメモリーにカメラが内蔵されているタイプのカメラで、通常のUSBメモリーとほぼ同じ大きさです。
私物盗難やストーカー、浮気防止などの証拠写真を撮るために使われるアイテムで、常時録画機能を備えたものもあります。
しかし、その形状から、電車内での盗撮や、落としたふりをして女性の衣服のなかなどを撮影することに利用されることが多いです。
盗撮の手口をより知るために、ここでは実際にあった盗撮の被害事例を紹介します。
駅やデパートなど公共施設での盗撮は主にエスカレーターや階段を利用して女性のスカートのなかにスマートフォンや小型カメラを近づけることが多いです。
また、女性用トイレに侵入し、天井と個室ドアの隙間にスマートフォンを差し入れてなかを撮影しようとした事例も見られます。
公共交通機関では、スカートのなかだけでなく正面や側面からも盗撮されるケースがあり、トイレでの盗撮では、個室内に忍び込んで小型カメラを仕掛ける犯行も常態化しています。
公共の場所での盗撮は、不特定多数の人物を狙ったものが多いです。
自宅での盗撮事例では、個人宅に盗撮カメラを仕掛けるのはリスクが高いため、特定の人物に執着して狙うストーカーや、被害者と人間関係のトラブルのある知人が盗撮を行うことが多いです。
業者を装った盗撮犯が工事を装って建物や敷地に侵入し、盗撮機器を仕込むケースもあります。
自宅での盗撮の場合、テレビやパソコン、OA機器に小型カメラが仕込まれている事例もあります。
職場での盗撮被害は、トイレや更衣室での盗撮が多いです。
狭い空間や死角が多いため、カメラに気づかないことがあります。
また、広いオフィスでは見慣れない人物が出入りしていても気にかけられないという点があり
特定の人物を狙った盗撮というよりは、不特定多数を狙った盗撮が多いです。
職場も自宅と同様、パソコンやOA機器が多いため、そのような機器に隠しカメラが仕込まれていることもあります。
盗撮の手口をより知るために、ここでは実際にあった盗撮の被害事例を紹介します。
トイレや更衣室、駅や商業施設の階段やエスカレーターなどの盗撮被害が起こりやすい場所では、周囲を警戒するようにしましょう。
トイレのなかで確認する箇所としてはゴミ箱や芳香剤のなか、便座の裏、便器の後ろの荷物置きです。
盗撮は複数のカメラが仕掛けられている可能性が高く、特に顔や下着をおろす場面が狙われるため、深めのマスクを着用することも効果的です。
特に女性の場合は、階段やエスカレーターでは背後に気を配り、後ろから近づいてくる人物が不審な動きをしていないか気を配るようにしてください。
また、自宅での盗撮対策のためにも、周囲への警戒は必須です。
工事業者などを装った盗撮犯が隠しカメラを設置する可能性を考え、パソコンやOA機器、コンセントなどの盗撮機器が設置されやすい場所を注意して確認するようにしましょう。
自宅での盗撮対策に関しては、防犯カメラなどの防犯グッズの設置が有効です。
高解像度のカメラや遠隔監視機能、音声威嚇機能のある防犯カメラを玄関周辺などに設置し、ストーカーなどが侵入しないよう対策しましょう。
また、防犯カメラとセンサーライトを併用することで、より効果を高めることができます。
人感センサーや太陽光充電モデルなどのセンサーライトは、不審者を驚かせる抑止力としても働きます。
盗撮の被害を受けた可能性が高い場合は、警察に通報するようにしましょう。
まず、本人確認ができる運転免許証やマイナンバーカードなどを持参し、盗撮被害に遭った場所を管轄する警察署、もしくは自宅近くの警察署に出向いてください。
警察に迅速に動いてもらうためには、盗撮に遭ったという証拠を可能な限り集めておくことが重要です。
盗撮に遭ったという証拠を収集する場合、探偵に相談することもおすすめです。
証拠の収集を探偵に依頼するようにしましょう。
また、探偵は盗撮被害を悪化させない対策のノウハウも有しています。
今後あなたが盗撮被害に遭わないよう、きめ細やかな対策を行います。
ここでは、探偵が実施する盗撮対策を詳しく解説します。
ご依頼者の自宅や盗撮被害のあった場所から盗撮機器や盗撮器が発見された場合、アフターフォローとして、防止対策を行います。
盗撮被害の再発防止として、セキュリティ強化、防犯カメラの設置、機密情報管理の徹底のほか、定期的な調査を行います。
また、ご依頼者への報告書提出の際には具体的な対策方法を提示し、ご依頼者への精神的サポートも提供します。
盗撮により心に傷を負ってしまったご依頼者が安心して生活できるよう支援することで、将来的な盗撮被害のリスクを軽減するのが探偵の役目です。
ご依頼者の自宅や盗撮被害のあった場所から盗撮機器が発見された場合、アフターフォローとして防止対策を行います。
盗撮被害の再発防止として、セキュリティ強化、防犯カメラの設置、機密情報管理の徹底のほか、定期的な調査を行います。
また、ご依頼者への報告書提出の際には具体的な対策方法を提示し、ご依頼者への精神的サポートも提供します。
盗撮やにより心に傷を負ってしまったご依頼者が安心して生活できるよう支援することで、盗撮被害のリスクを軽減するのが探偵の役目です。
最新の盗撮の手口や実際の被害事例、盗撮から身を守るための対策をご紹介しました。
盗撮の対策にはご自身で周囲に気を配ることや警察に相談することが重要ですが、それでも不安が払拭されない場合は、探偵事務所への相談がおすすめです。
盗撮に関する調査実績のある探偵事務所を選んで、相談してみてください。
盗撮でお悩みの方は、電話やLINE、下記お問い合わせホームからご連絡ください。
盗撮対策に経験豊富な相談員が対応します。
執筆者 / なな /
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