デートや食事をした際に、相手が奢ってくれたことがあるかもしれません。
しかしその後、「奢ったお金を返せ」と言われた場合、返す義務はあるのでしょうか?
基本的にはないといえますが、注意すべき点はいくつかあります。
本記事では、奢ってもらったお金の返済義務についてと、注意点や対処方法についてご紹介いたします。
目次 [ 閉じる ]
当時は普通に奢ってくれたのに、あなたの態度が気に入らない、デートや交際を断られたなどの理由から途端に態度を急変し、これまで奢ってきたデート代やプレゼント代を返せと請求してくる人がいます。
ケチ臭いですし、奢られた側はある日突然返済を求められ、驚いてしまいますよね。
返さなければいけないのかな?と不安にもなるでしょう。
奢ってもらったお金の返済義務について以下に説明いたします。
デートの費用やプレゼントは、法律上「贈与」として扱われるため、返済義務はありません。
しかし、「あげた」のではなく借金のように「貸した」という事実がある場合は、返済する必要があります。
一般的には、デート代やプレゼント代などについては、返済を約束していないことが殆どであるため、その場合は返済する義務はないと考えられます。
相手に奢ってもらった際に、「後で返す」などの約束をしていた場合は、贈与にはならず返済の義務が生じることもあります。
また、あなたは奢ってもらったと思っていても、相手は貸しただけと思っているなど認識が食い違っている場合、返済義務がなかったとしても事実を明確にしなければ解決が難航してしまうでしょう。
LINE等でのやり取りや借用書など金銭貸借を交わしたことがわかる証拠の有無が問われます。
奢ってもらったお金は返す義務はないからといって、無視や放置するのは危険です。
なぜなら内容証明書を送りつけてきたり、「訴える」など主張し、更なる手段に出てくる人もいるかれです。
なかには、怒り狂ってストーカー行為をし始めたり、嫌がらせや危害を加えてくるトラブルが発生することも実は珍しくないのです。
他にも、恨みが募ったあまりにSNSなどネット上で写真や個人情報を晒して被害者面する人も存在します。
ご自身の立場や身の安全のためにも、最低限以下の3点は把握しておく ことが大切です。
相手によって考えていることや望んでいることが違うため、奢ったお金を返せと言ってくる人とのトラブルにはさまざまなケースがあります。
いずれも相手が感情をこじらせているため、解決が困難であることが見受けられ、現実を受け入れることができずに頭にきて迷惑行為や危険行為に走る人は珍しくはありません。
奢ったはずのお金を返せと言ってくる人は、相当怒っていたりケチな性格であることが考えられるため、適当な対応や対処では相手は納得しないでしょう。
これ以上状況が悪化するのを防ぐためにまずは改めて、奢ったのか?貸したのか?事実を明確にするにする必要があります。
そして、何故わざわざ後になって返済を求めてくるのか?理由や目的を探ることで、相手に対する適切な対応方法も見えてくるでしょう。
しかし場合によっては嫌がらせや危害を加えてくる可能性もあります。
ご自身で解決が難しい場合は一度専門家の無料相談などを利用してみましょう。
西日本トラブル対策専門窓口の調査と解決サポートを利用された方からの体験談をご紹介いたします。
奢ったお金を返せと言われてお困りの方はご参考ください。
婚活のマッチングアプリで知り合った男性と数回デートしたのですが、性格的に合わないと思ったため、次のデートのお誘いの連絡がきたときにお断りをしました。
すると、今まであちらが積極的に奢ってくれるほど優しかったのが突然態度が変わり、過去に支払ってくれた食事代、タクシー代などの明細とレシートの写真が送られてきて、半額で良いから返済しなさいと上から目線で連絡がきました。
なんて返信したら良いかわからなかったため既読無視をしていたら、痛い目に遭わせるから覚えとけよと連絡がきました。
デートしたときに私は自分の仕事や自宅の最寄り駅の話をしたため、職場や家を特定される可能性は大いにあると思います。
何かされるのではないかと怖いです。
男女間トラブルの解決に強い担当の方に依頼しました。
まず何をしてくるかわからない危険性があったため、相手に関する調査をしてもらいました。
その結果、私の最寄り駅をウロウロしていたことがわかりました。
このままでは危険ということもあり、担当の方に話し合いに立ち会ってもらいました。
そこで、これ以上返済を求めたり近付いてきたら法的措置をとるという約束をし、契約書にも一筆書かせました。
また何かあったら担当の探偵の方からすぐに弁護士に繋いでもらえるとのことでしたので、一安心しました。
この度は本当に助かりました、ありがとうございます。
西日本トラブル対策専門窓口では、男女間トラブルを解決するための調査やサポートを行なっています。
奢ったお金を返せといわれた場合、事実確認や証拠収集、相手の行動や主張の調査、話し合いの立ち合いや弁護士の紹介など、解決するためにトータルサポートを行なうことが可能です。
その他にも、複雑な事情や特別なご要望があっても柔軟に対応しております。
金銭問題はとくに恋愛関係の場合、感情が高まって問題が起きる可能性があるため、法的に問題ないからと無視するわけにはかないのが現実です。
少しでも不安なことがあれば24時間受け付けている無料相談窓口までお気軽にお問合せください。
執筆者 / 長田 / 2024年5月31日
嫌がらせや対人トラブルなど複雑な問題解決が得意。 持ち前の冷静な分析力と強い正義感で、これまで多数の相談者からの問題を解決してきた実績あり。監修者・執筆者一覧へ
Copyright(C) 西日本トラブル対策専門窓口. All Rights Reserved.
(C) 西日本トラブル対策専門窓口