車は、毎日の生活の動線がそのまま残る乗り物です。
だからこそ「車にGPSをつけられているかもしれない」という不安は、放っておくほど大きくなっていきます。
見知らぬ車が近くに停まっている、行き先を言い当てられる、そうした違和感が続くと心が休まりません。
気づかないうちに行き先や生活パターンを把握され続けているとしたら、想像するだけで恐ろしいことです。
この記事では、車のGPSを自分で確認する方法と、見つけたときにやってはいけないことを解説します。
さらに、GPS調査の実績がある探偵だからこそ分かる、証拠を残しながら安全に対処するコツも紹介します。
車にGPSを取り付けられる被害は、決して珍しいものではありません。
相手の承諾を得ずにGPS機器等を取り付ける行為は、令和7年の1年間で393件が警察に把握されています。
4年前の109件から3.6倍に増えており、被害は年々広がっています。
出典:警察庁「令和7年におけるストーカー事案、配偶者からの暴力事案等、児童虐待事案等への対応状況について」(令和8年3月)
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GPSとは、人工衛星の電波を使って位置情報を特定する仕組みのことです。
車に取り付けて悪用されるGPSには、主に3つのタイプがあります。
タイプによって見つけ方も対処法も変わるため、まずは種類の見極めから始めましょう。
ここでは、3つのタイプの違いを順番に見ていきます。
リアルタイプは、電波で現在地をその場で送信するGPSです。
相手が「今どこにいるか」をその場で把握できるのが最大の特徴です。
そのため、待ち伏せなど直接的な被害につながる危険もあります。
ロガータイプは、走行した経路や滞在時間を内部に記録するGPSです。
電波を発しないため、市販の発見器では反応しません。
あとから機器を回収し、記録された履歴を読み取るという使われ方をします。
近年は、スマホの位置情報共有アプリを無断で使われるケースも増えています。
車を調べても何も出てこないときは、スマホ側を疑う必要があります。
本人の同意なくインストールする行為は、不正アクセス禁止法に触れる可能性があります。
「なぜ自分がGPSをつけられるのか」と、疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
無断でGPSを取り付ける動機の多くは、相手の行動を継続的に把握したいという思いにあります。
動機がどのようなものであれ、同意のない位置情報の取得は許される行為ではありません。
まずは、代表的な3つの目的を確認していきましょう。
配偶者やパートナーの浮気を疑い、行き先を把握する目的で取り付けられるケースがあります。
証拠集めが目的でも、無断での位置情報取得は違法行為にあたります。
別れた後も相手の居場所を知りたいという執着から、GPSが使われることもあります。
警察庁の統計では、ストーカー事案の加害者は「交際相手(元交際相手を含む)」が39.0%で最多です。
気づかないまま放置すると、待ち伏せなどの被害に発展するリスクがあります。
家族やパートナーの行動を管理したいという心理から、GPSが使われるケースも見られます。
モラハラなど支配的な関係の一環として行われることも少なくありません。
身近な相手ほど駐車場所や生活リズムを知っているため、気づかれずに取り付けられてしまいます。
出典:警察庁「令和7年におけるストーカー事案、配偶者からの暴力事案等、児童虐待事案等への対応状況について」(令和8年3月)

GPSが取り付けられているか気になったら、まず設置されやすい場所を知ることが第一歩です。
車種による差はありますが、狙われる場所はある程度決まっています。
磁石で固定できる鉄の部分と、手を入れやすい奥まった場所が狙われます。
ここでは、車体で見るポイントと、生活の中で気づくサインを順に紹介します。
車の底面は特にGPSが取り付けられやすく、磁石やテープで固定されているケースが目立ちます。
懐中電灯で照らしながら、鉄の部分を中心に指先で触って確認しましょう。
バンパーの裏側や、トランクの工具入れの奥も見落としやすい場所です。
車体だけでなく、日常生活の中にも気づくきっかけがあります。
こうしたサインが複数当てはまる場合は、GPSの可能性を疑ってみてください。
違和感を放置している間にも、相手はあなたの行動範囲や生活リズムを把握し続けているかもしれません。

GPSを自分で探す方法は、目視で確認する方法と、発見器を使う方法の2つです。
どちらも今日から試せますが、それぞれに向き・不向きがあります。
自分で探す方法には「見つけられない範囲」があることを、先に知っておいてください。
2つの方法と、その限界を順番に見ていきます。
目視確認は、道具を使わずすぐに始められる方法です。
バンパーの裏や車の底面、トランクの中を、順番に手で触りながら確認しましょう。
暗い場所では見落としやすいため、明るい時間帯に行うか、懐中電灯を用意してください。
GPS発見器は、電波や基盤を感知してGPSを探す専用機器です。
通販や家電量販店で購入でき、価格は5,000円から2万円ほどが目安です。
ただし、電波を出さないロガータイプは発見器では反応しません。
「反応がなかった=取り付けられていない」とは言い切れない点に注意が必要です。
自分で探す方法には、見落とし以外のリスクもあります。
探していることが相手に伝わると、証拠を隠されたり、より見つけにくい場所へ付け替えられたりする恐れがあります。
誰が取り付けたのかを特定できなければ、警察や弁護士への相談も進めにくくなります。
場合によっては相手の行動がエスカレートし、待ち伏せなど直接的な接触につながるケースも否定できません。
確実に調べたい場合は、専用機材を持つ調査のプロに相談することも選択肢のひとつです。

GPSを見つけると、すぐに取り外したくなるかもしれません。
しかし、その場ですぐ取り外すのは避けてください。
対応の順番を間違えると、かえって解決が遠のいてしまうからです。
ここでは、発見したあとにとるべき3つのステップを解説します。
GPSをすぐ取り外すと、誰が取り付けたのかを特定する手がかりを失います。
相手が「気づかれた」と察知すれば、手口を変えたり直接的な行動に出たりする可能性もあります。
取り外す前に、設置場所や外観を写真で記録しておきましょう。
車の全体像と、取り付け位置が分かる角度の2種類を撮っておくと確実です。
発見した日時や状況をメモに残すことも、後の相談で役立ちます。
相談先には、警察・弁護士・探偵の3つがあります。
警察は事件化、弁護士は法的対応、探偵は犯人の特定と証拠収集を得意としています。
状況が把握できていない段階では、まず調査で事実を整理することも有効です。
他人の車に無断でGPSを取り付ける行為は、犯罪に問われる可能性があります。
「家族だから」「以前は共有していた車だから」という言い分は通りません。
該当しうる法律は1つではなく、状況によって複数にまたがります。
ここでは、関係する法律とストーカー規制法の改正点を整理します。
位置情報を無断で収集する行為は、プライバシーの侵害にあたります。
GPSを設置するために敷地内へ立ち入れば、住居侵入罪に問われることもあります。
令和7年に警察がストーカー事案に関連して検挙した住居侵入は、437件にのぼります。
位置情報共有アプリを無断でインストールする行為は、不正アクセス禁止法違反に該当することもあります。
駐車場への立ち入りが問題になるケースは、無許可でのGPS取り付けと住居侵入罪の記事で詳しく扱っています。
ストーカー規制法は改正され、GPSによる位置情報の取得も規制対象に含まれました。
位置情報の無承諾取得を反復して行えば、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金の対象になります。
令和7年に警察が把握した件数は、GPS機器等の無断取り付けが393件、位置情報の無断取得が118件でした。
2025年12月30日からは、紛失防止タグを使った位置情報の無断取得も規制の対象に加わりました。
詳しくは紛失防止タグがストーカー規制法の対象になった経緯をご覧ください。
対応が遅れるほど証拠は失われ、加害者の特定は難しくなっていきます。
参考:警察庁「ストーカー規制法が改正されました」

自分で調べても不安が消えない場合は、探偵への相談も検討してみてください。
探偵の役割は、機器を見つけることよりも「誰が取り付けたのか」を明らかにすることにあります。
とはいえ、費用や流れが分からないまま相談するのは不安だと思います。
ここでは、調査でできることと、相談から解決までの流れ・費用の目安を紹介します。
探偵は、市販の発見器では見つけにくいロガータイプのGPSも調査できます。
取り付けた人物の特定に向け、行動確認などの調査を並行しておこなうこともあります。
GPS調査の費用は、60,000円程度からが目安です。
車種や調査範囲によって金額は変わります。
調査前に見積りを提示するため、後から想定外の費用が発生することはありません。
料金の内訳は調査料金のページで公開しています。
実際にGPSトラブルを解決された方の体験談をご紹介します。
同じ不安を抱えていた方が、どの段階で相談したのかが分かる内容です。
相談時の状況と、調査後の感想を順に見ていきます。
数ヵ月前から、誰かが私の行動を知っているように感じています。
自宅の近くで不審な車を何度も見かけました。
職場でも奇妙な視線を感じます。
外出先でつきまとわれることもあり、明らかにおかしいと思います。
周りに相談しても「気にしすぎ」と言われ、どうしたらいいか分かりません。
毎日、不安というより恐怖です。代わりに確認してほしいです。
担当の方が、すごく親身に相談に乗ってくれました。
話すうちにGPSの可能性が高いと分かり、調査を依頼しました。
結果、車のバンパーの内側に小型のGPS装置が取り付けられていました。
杞憂であってほしいと思っていましたが、私の勘は当たっていました。
見つかったときは、探偵の方と一緒にすぐ警察へ通報しました。
その場で無事に取り外してもらえました。
それ以降、つきまとわれることはなくなり、安心して過ごせています。
はい、相談だけでも問題ありません。
調査が必要かどうかの判断からお手伝いします。
匿名でのご相談も可能です。
お名前を伏せたまま、状況の整理からご相談いただけます。
調査の範囲や車種によって変わるため、金額は事前の見積りでお伝えします。
追加の調査が必要になる場合も、必ず事前にご説明したうえで進めます。
車種や設置場所によって異なりますが、最短即日から対応可能です。
お急ぎの場合は、ご相談時にその旨をお伝えください。
GPSが見つからなくても、費用がすべて無駄になるわけではありません。
「取り付けられていない」と分かること自体が、安心材料になります。
車にGPSをつけられているかもしれないと感じたら、まず設置されやすい場所を確認し、見つけてもその場では外さないことが大切です。
最後に、この記事の要点を振り返ります。
当事務所では、GPS調査に関するご相談を24時間365日無料で受け付けております。
「気のせいかもしれない」という段階でも構いません。
相談は無料で、匿名のままでも対応しています。

監修者・執筆者 / 山内
ファミリー調査グループの代表。探偵調査歴20年以上。国内外の潜入調査、洗脳トラブル、迷惑行為、男女間のトラブルなど、累計4000を超える問題を解決。豊富な経験と実績を基に、Webサイトの監修や記事執筆も行う。 監修者・執筆者一覧へ
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