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公開日: 2024/10/21
ハッキング・不正アクセストラブル関連記事 - ハッキング・不正アクセストラブルサポート
 公開日: 2024/10/21

フォレンジック調査とは?探偵社によるセキュリティ対策の必要性・事例を解説

この記事の読了目安時間は約 2 分です。

  • 知らない人からの連絡が急増して怖い
  • パソコンの画面に広告がたくさん出てきて不安
  • 携帯の動きやバッテリーの持ちが急に悪くなった

お使いのスマートフォン・パソコンに何か異常が起きた場合、ハッキング・不正アクセス被害の可能性があります。

インターネット利用時に知らぬ間に不正サイトにアクセスしてしまい、端末内部がハッキング被害を受けたために発生していると考えられます。

このような被害を受けた場合、放置しても勝手に直るわけではありません。

被害が落ち着いたとしても、端末内には不正アクセスの痕跡が残り続け、再度被害がもたらされることも。

根本的な解決を目指すには、端末内のハッキング・不正アクセスの痕跡を見つけ出す必要があります。

その際に有効なのが「フォレンジック調査」です。

一体フォレンジック調査とはどのような内容なのでしょうか。フォレンジック調査の必要性やもたらされる効果、調査事例をご紹介します。

関西・中四国など西日本エリアでハッキング・不正アクセス被害にお悩みの方は、当探偵事務所にご相談ください。

フォレンジック調査とは

フォレンジック調査という言葉に、聞きなじみのない方は多いと思います。まずはフォレンジック調査が一体どのようなものなのか、理解を進めましょう。

電子端末への不正アクセス調査

フォレンジック調査とは、電子機器から情報を収集・分析して法的な証拠を見つけ出す調査です。

フォレンジック(forensics)」とは「法廷(の)」という意味の言葉で、法的な証拠を用意する際の鑑識調査・情報解析技術を指す言葉になります。

しかし、現在は電子機器からの証拠収集である「デジタルフォレンジック」を指して「フォレンジック調査」と呼ばれる側面が強いです。

端末内を解析・分析することでハッキング・不正アクセスの痕跡を発見する目的の調査になります。

調査時に重要視されるポイント

フォレンジック調査においては、下記のポイントが重要視されています。これらのポイントが満たせていないと、正当な調査とは呼べません。

調査を受ける前後では、以下の3点を確認しましょう。

正確に解析されていること

収集・解析した情報が正確だと証明できるかどうかは重視しましょう。

調査の担当者がどのように情報を調べ、根拠を用いてその内容を説明できるかを確認すべきです。

迅速に調査を開始していること

調査が決定した場合、速やかに調査を開始しているかは調査に向き合う姿勢が読み取れます。

また、取り決めた期限までに調査が完了するかどうかもチェックすべきです。

合法な手法で行なわれた調査であること

情報の取得・解析が合法な手法で行なわれているかは重要です。

違法な手法で取得された証拠は認められないため、正当な手続きによるものかは確認しましょう。

フォレンジック調査で判明する内容は?

スマートフォンやパソコンのフォレンジック調査は、デジタルデバイスから詳細な情報を抽出し、さまざまなトラブルの原因を明らかにするための有力な手段です。

まず、サイバー犯罪の発見と証拠収集においては、フォレンジック調査が重要です。

不正アクセスやデータの不正使用、マルウェア感染の痕跡を特定できます。

また、従業員の不正行為や情報漏洩事件においても、端末内のデータや通信履歴を分析することで、行動の痕跡を追跡し、内部不正の証拠を見つけることができます。

さらに、削除されたデータの復元を通じて、意図的に隠された情報の発見も可能です。

コンプライアンス違反の調査においては、フォレンジック技術によって関連メールやドキュメントの解析を行なうことで、違反の有無を客観的に判断できます。

近年では、ビジネスにおける訴訟支援の場においても、フォレンジックスが証拠提出の手法として利用され、法的観点からのデジタル証拠の監査や検証が重視されています。

このように、デジタルフォレンジックは、幅広い領域でトラブルの原因と証拠を明確にし、適切な対応を導くための貴重な手段です。

フォレンジック調査が必要な理由

端末上に発生している問題解決のために、なぜフォレンジック調査が必要なのでしょうか。

その理由を理解しておくことで、よりフォレンジック調査に前向きに取り組む姿勢が生まれるでしょう。

問題の原因を究明するため

端末が起こす異常な挙動は、外からでは原因を解明できません。

原因となるウイルス・マルウェアは端末内に保存されたデータなので、端末を分解しても見つけられないものです。

そのため、端末内部のデータを読み取り、解析することで原因究明が可能です。

法的な被害の証拠を見つけるため

ハッキング・不正アクセスの被害を受けたとしても、ただ被害を訴えるだけでは受理されない場合が大半です。

警察も日々多くの事件に対応しており、すべての通報に真摯に対応できる余裕はありません。

そのため、被害規模が明確な事件の方が優先される傾向にあります。警察を動かすために必要なのは、被害を証明するための証拠です。

証拠があることで、警察も被害規模を把握して捜査に取り組むことが可能になります。

被害の再発を防止するため

もしハッキング・不正アクセスの被害が落ち着いても、原因が取り除かれなければ再発の危険性は潜み続けます。

いつまた被害に遭うかというリスクを抱えたまま過ごすのは、気が気でないでしょう。

平穏な元の暮らしを取り戻し、被害の再発を食い止めるために、フォレンジック調査による原因究明が必要になります。

フォレンジック調査の手順

ハッキング・不正アクセスの解決に必要なフォレンジック調査は、どのように進められるのでしょうか。手順を簡単にご紹介します。

対象の端末をお預かりする

被害に遭った端末を解析するには、ある程度まとまった期間が必要になります。そのため、探偵がお手持ちの端末をお預かりし、調査・解析を実施します。

期間はおよそ1~2週間ほどですが、端末の種類によって変動することも。お預けする期間中、代わりに使用できる端末を用意できるといいです。

調査員による端末解析

お預かりした端末は、専門技術を持つ調査員によって解析・分析されます。

端末内部にハッキング・不正アクセスの痕跡がないか探り、原因究明を行ないます。

また、フォレンジック調査を異常がない確証を得るために、明確な問題がなくとも念のために行なうご依頼者も多いです。

ご依頼者の安心のために、調査員が力を尽くして解析に取り組みます。

調査結果をまとめた報告書作成

調査が終了しましたら、調査結果をまとめた報告書を作成し、お渡しします。

報告書の内容は、裁判でも証拠能力を有する証拠として取り扱われるものです。被害の根本解決まで、探偵のフォレンジック調査はご依頼者を支えます。

フォレンジック調査の必要性があるケース

フォレンジック調査の必要性を認識したら、どのような場面で調査を行なえばいいか気になる方も多いでしょう。

お手持ちの端末が下記のような挙動を示したら、フォレンジック調査をおすすめします。

端末が勝手に動作する

もし自分で端末を操作していないのに、勝手に端末が動作している場合はハッキング・不正アクセス被害の可能性があります。

これは端末内部にマルウェアを送り込まれ、遠隔で端末を操作されていると考えられます。

マルウェアは保護されていない通信でのサイト閲覧や、正規のアプリストア以外からのアプリ・ソフトウェアのダウンロードで発生することも。

もし怪しいサイトを閲覧したり、不審なアプリをダウンロードした場合は調査を検討しましょう。

端末の挙動が悪くなった

端末の挙動が重くなったり、止まったりすることが増えたらハッキング・不正アクセスを受けているかもしれません。

単純に端末に負荷がかかっている場合もありますが、内部に不正なファイルを送り込まれている可能性も。

遠隔操作の中継地点として端末が使用され、知らない内に負荷がかかっていると考えられます。

原因となるファイルなどを取り除くことで、この問題は解消できます。

通知・広告の量が増えた

サイト閲覧時にポップアップ広告の表示数が増えたり、知らない通知の量が増えたりした場合は注意しましょう。

知らぬ間にアプリをダウンロードさせられたことで、広告や通知が表示されているでしょう。

もし広告をクリックしてしまうと、高額請求などのフィッシング詐欺に遭う危険性があります。

通知や広告を無視してもいいですが、根本解決したい場合はフォレンジック調査で原因を突き止めましょう。

記憶にないログイン履歴がある

いつも使っているサイトに覚えのないログイン履歴があった場合は、不正アクセスにより勝手にログイン操作をされた可能性があります。

この場合、ログインしないと閲覧できない個人情報まで見られてしまっているかもしれません。

パスワードの速やかな変更はもちろんですが、今後も同様の被害を受ける可能性があるため、フォレンジック調査をおすすめします。

知らない連絡先からの連絡が増えた

やり取りしたことのない連絡先からの連絡が増えた場合、どこかに個人情報が漏れている可能性が高いです。

他人から流出する以外にも、ハッキング・不正アクセスによって個人情報を抜かれるケースも。

この場合、個人情報を変更しても再び抜かれてしまうので、フォレンジック調査による原因究明が必要です。

見覚えのないソフト・アプリがある

端末内を確認していて、ダウンロードした覚えのないソフト・アプリがあった場合は、ハッキング・不正アクセスによって勝手に入れられたと思われます。

このようなソフト・アプリは端末の遠隔操作や情報収集のために使われているため、見つけ次第速やかに削除しましょう。

それでも既に端末の内部に不正操作のプログラムを送り込まれていることもあります。

フォレンジック調査によって、被害の可能性を完全に解消するのがおすすめです。

バッテリーの消耗が急に激しくなった

特にスマートフォンで起きるのが、バッテリー消費量の急増です。端末を長く使用し続ければバッテリーの消耗も激しくなるのは自然なこと。

しかし、使用歴の浅い端末にもかかわらずバッテリー消費が多い場合は、ハッキング・不正アクセスを受けているかもしれません。

遠隔操作によって負荷がかかり、バッテリーも消耗しているでしょう。この場合も、フォレンジック調査による原因の特定で解決可能です。

当探偵事務所のフォレンジック調査事例

これまでに当探偵事務所が対応してきた、フォレンジック調査の事例をご依頼者の許可を得て掲載いたします。

調査を検討されている方は、ぜひお目通しいただけますと幸いです。

奈良県 30代 男性

最近、使っている携帯が勝手に動いていることが増えた気がしています。

少しの間携帯を触らずに放置したときに、使った覚えのないアプリが起動していたり、スクロールしたりすることがありました。

怖いなと思っていたんですが、不正アクセスやハッキングをされているかもしれないと聞いて、一気に不安になってきました。

探偵さんに調査してもらえると聞いて、今回ご連絡してみました。異常がないか、確認して欲しいです。

調査結果

探偵さんに相談させてもらって、一週間ほど携帯を預かってもらうことになりました。

携帯は郵送で返却してもらって、その後調査結果を聞きにお伺いしました。

やっぱり不正アクセスされてたようで、報告書を証拠にして警察に通報できるとのことで実際に通報することになりました。

警察に報告書を見せたら反応が一気に変わって、速やかに捜査してくれることになりました。

周りに相談したときに「気のせいじゃない?」と疑われて、自分がおかしいのかもしれないと不安だったのでホッとしました。

報告書を見せる前と後での反応の違いを見ると、探偵さんに調査してもらって良かったなと思いました。

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西日本エリアのフォレンジック調査はおまかせ!

スマートフォンやパソコンがハッキングされているかもしれない悩みは、残念ながら、十分に理解されないことが多いのが現状です。

具体的な被害が見えないうえに、専門的な知識が必要であり、「そんなことあるわけない」という心理が働くことが原因です。

もし、スマートフォンやパソコンがハッキングされているのではないかと心配な場合は、一人で悩まず、専門家にご相談ください。

当探偵事務所の本社は東京にあり、西日本エリアの調査拠点として大阪にも事務所を開設しました。

大阪の事務所開設により、関西・中四国といった地域への調査が従来以上のスピードで対応可能になりました。

また、東京の事務所にまで向かわずとも、対面で調査に関する詳細なお話が可能になるため、ご依頼者により安心感を抱いていただけます。

西日本エリアでご相談を検討される方は、ぜひ一度ご相談ください。

電話・メール・LINEから24時間365日(土日祝日問わず)ご連絡を受け付けております。

監修者・執筆者 / 山内 / 2024年5月30日

1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ

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