この記事では、マッチングアプリ詐欺の手口と対策方法を解説します。
オンライン上で気軽に知らない人とつながることができ、SNSやマッチングアプリが出会いの場となっています。
しかし、中には詐欺目的の人もいるので、利用する際は十分注意しなければいけません。
マッチングアプリ詐欺の手口と対策方法を各5つ解説するので、ぜひ参考にしてください。
記事後半では、探偵がどのような調査を行うかについても解説しています。
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セキュリティソフトウェアを提供する企業ノートンが13ヵ国を対象に行った「マッチングアプリの実態調査」によると、日本でマッチングアプリを使用したことがある人の17%が実際に被害に遭っていることが分かりました。
マッチングアプリでの詐欺は身近に潜む詐欺です、
ここではマッチングアプリ詐欺のよくある手口を5つ解説します。
近年、相手が恋愛感情を利用して、投資話を持ちかけ、投資金・手数料として金銭をだまし取る「投資詐欺」が増えています。
20代〜30代世代の被害も増えており、「2人の将来のために投資をしよう」といった言葉で、恋愛や結婚を堅実に視野に入れている人ほど騙されてしまうことがあります。
「婚活詐欺」とは、結婚する意思がないにもかかわらず結婚を匂わせ、金銭を騙し取る詐欺のことです。
恋愛関係に発展させ、相手の信頼も勝ち得たタイミングで「借金がある」「事業に失敗した」「親が病気になった」などお金に困っていることを打ち明け、多額な金額を振り込ませます。
被害にあうと金銭的に困窮するだけでなく、心理的なダメージを抱えてしまうことも少なくありません。
「恋愛詐欺」とは、恋愛関係になるつもりがないのに、相手の恋愛感情につけ込んで金銭を騙し取る詐欺のことです。
「借金があり生活が苦しい」などいい、相手からお金を騙し取り、その後音信不通になります。
名前・住所・職業などの個人情報は、最初から嘘の情報を伝えていることがほとんどなので、被害者が泣き寝入りしてしまうことが多いです。
「ロマンス詐欺」とは、交際や結婚をだしに、相手から金銭を騙し取る詐欺のことです。
手口としては、ダイレクトメッセージを通じ投資名目などで多額の金銭を要求することがほとんど。
その過程で甘い言葉や嬉しくなるような言葉をかけられるので、相手との関係を壊したくない一心でお金を振り込んでしまいます。
特に40代〜60代の独身者がターゲットになりやすい赤文字です。
ぼったくりバーとは、通常の飲食店を装い、会計時に数万円~数十万円という法外な金額を請求するお店のことです。
近年ではマッチングアプリを使ってぼったくりバーに誘導するという手口も増加しており、注意を呼び掛けても被害に遭う人は後を絶ちません。
知らない間にクレジットカードを使って何度も決済されたり、身分証のコピーまで取られたりというケースもあり悪質です。
この記事で紹介しているとおり、マッチングアプリ詐欺は横行しています。
マッチングアプリ詐欺の被害に遭わないための対策をこの項目で解説します。
マッチングアプリ詐欺にあわないために安全性が高く信頼できるアプリを選びましょう。
マッチングアプリには、AIの機械学習を活かし不正利用を早期に検知できるシステムを導入しているものもあります。
悪質と判断されたユーザーとマッチングしてしまった人には注意喚起します。
マッチングアプリ詐欺に対してどのような対策をしているか、運営体制側の対策を確認することも大切です。
特にマッチングアプリを日常的に利用する人は、どのような詐欺が流行っているのか、手口や事例についてきちんと知ることが大切です。
詐欺に巻き込まれたとしても、運営側に報告をしたり、警察に相談したりするなど対処方法も押さえておきましょう。
マッチングアプリ詐欺では、親しくなってから生活の困窮などを理由に金銭を要求してくることが多いです。
しかし、知り合って間もない相手や実際に会ったことのない相手に対して、お金の話をするのは普通ないことです。
マッチングアプリでマッチした相手から、金銭を要求するようなメッセージが届いたらまずは詐欺を疑いましょう。
親しくなるなかでつい個人情報について話すこともありますが、十分に注意しましょう。
悪用される恐れが高いので、家族構成や勤め先も氏名・住所・電話番号などの個人情報は安易に教えないよう気を付けてください。
マッチングアプリ詐欺の手口は非常に巧妙なので、個人で詐欺師に対応し、素性を調査するには限界があります。
さまざまなケースの詐欺に対応した実績のある探偵であれば、合法的な手段に基づいた証拠の収集が可能です。
十分な証拠のもと作成された資料は、刑事告訴・民事訴訟におても使用できます。
最後に、マッチングアプリ詐欺に遭った際、探偵はどのような調査を行うか解説します。
情報確認調査とは、調査対象者の情報を収集する調査のことです。
マッチングアプリ詐欺の場合は身辺調査や所在調査から始めます。
SNSなどWebでの調査や犯罪歴などの公的記録を確認します。
氏名が分かれば、詐欺師の所在がわかることもあります。
聞き込み調査では対象者の素性を明らかにすることができ、行動・生活パターン・家庭環境などの情報が得られます。
怪しまれると、情報が得られないこともあるので、自然な会話から情報を聞き出します。
オンライン調査では、ターゲットのSNSやIPアドレス(インターネットに接続する機器を識別するための番号)などをもとに、より詳細な情報を得ます。
また、SNSでは日常に関する投稿が多く、ライフスタイルや人間関係、生活拠点など得られることもあるので人物像がより明確にできます。
マッチングアプリの潜入調査では、マッチングアプリ詐欺の証拠を集めるために、実際に探偵がアカウントを作って対象者に接触します。
金銭を要求するような内容のメッセージや証拠になるものは全て記録し、プロフィールに使われている写真から基本情報の真偽の確認や、他のアプリでの活動の有無などを調べます。
詐欺の手口・アプローチ方法・詐欺グループの特定にもつながるので、マッチングアプリ潜入捜査は非常に有効な方法です。
マッチングアプリには、金銭を騙しとろうとする詐欺師も少なくありません。
詐欺の被害にあったら、私たち西日本トラブル専門窓口がサポートいたします。
当事務所では即日調査が可能です。
ご依頼いただいたその日に詐欺師の特定や証拠収集をはじめます。
カウンセリングなどのアフターケアを実施しておりますので、だまされたと思ったらすぐにご連絡ください。
ご相談は24時間365日受け付けしていますので、ぜひお気軽にご連絡ください。
監修者・執筆者 / 山内
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。 得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。 監修者・執筆者一覧へ
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