大切な愛車に、見に覚えのない傷を見つけたことはありませんか?
愛車へのイタズラ、嫌がらせを受けたことに怒りを感じたことがある人は多いでしょう。
こういった嫌がらせは1回で終わることはなく、2回、3回、と複数回の被害に遭ってしまうケースが多いです。
ストレス発散目的で無差別にイタズラをする人もいますが、以下のような理由から車の所有者を困らせることを目的に犯行を繰り返す確信犯もいます。
あなたに悪気があってしたことではなくても日常のなかで知らぬ間に標的にされていることがあり得ます。
車へのイタズラは器物損壊罪にあたる立派な犯罪であり、法定刑は3年以下の懲役または30万円以下の罰金となります。
どうせ捕まらない、と泣き寝入りしないために被害に遭ってしまったときはどうすれば良いのか?
そもそも、被害に遭わないための対策は?
この記事で紹介しますので参考にしてください。
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これから車を購入するからイタズラを防止する方法が知りたい、愛車が嫌がらせを受けないようにしたい、またはいま嫌がらせを受けている、というかたは車の嫌がらせ対策に効果的な方法をご紹介します。
このようなイタズラの種類があると思いますが、いずれのイタズラも共通して以下の対策を検討してください。
監視カメラを設置すれば、車に嫌がらせを行なっている犯人が誰なのかを特定する証拠になります。
その際、目にとまるところに【監視カメラ設置中】というようなステッカーを貼ることも忘れないでください。
注意点として、個人で監視カメラを設置する場合は他人のプライバシーを侵害しないように配慮して設置してください。
他人の家の敷地などが監視カメラの撮影範囲に入ってしまうと近隣住民とトラブルになる可能性があります。
カーセキュリティとは車に取り付ける警報装置のことです。
外に停めている車から突然サイレンのような音が鳴り出したのを聞いたことがあると思いますが、あれがカーセキュリティです。
動体検知センサーや振動センサーなどを備えたカーセキュリティであれば嫌がらせをされた際に車の異常を検知して警報を鳴らすなど、車の持ち主や周囲に知らせてくれます。
ドライブレコーダーは運転中だけ記録されるものだけではなく、駐車中、ものの動きや衝撃を感知すると即座に録画が開始される駐車監視機能がついたドライブレコーダーがあります。
これを取り付けることで、犯人を特定する証拠の入手につながります。
車にボディカバーを被せるのもイタズラをされないための対策のひとつです。
ボディカバーを被せれば塗料を塗られたり、車のボディーに傷を付けたり、というイタズラを防ぐ効果が期待できます。
以上を参考にして大切な車を自分で守りましょう。
車に嫌がらせをされたら、まず、その嫌がらせの証拠を記録・保管してください(イタズラの写真を撮影するなど)。
すぐにでもイタズラの痕跡を消してしまいたいと思うかもしれませんが、それは証拠を保存した後にしましょう。
次に、警察に通報して相談しましょう。
ただ警察が【証拠】が不足している、緊急性を要しない、と判断すると捜査されないことが大半ですが通報することは大切です。
また、自動車保険で車両保険を適用するためにも警察への被害届とイタズラの証拠が必要です。
いずれにしても【証拠】が必要となってきます。
そのため、嫌がらせが続いていて警察に被害届を出しているのに動いてもらえない、という場合には調査のプロフェッショナルである探偵に依頼することをおすすめします。
探偵は、嫌がらせを受けている現場を押さえる証拠取得調査が可能です。
張り込み調査、監視カメラの設置、犯人と思われる人物の尾行、周辺の聞き込み調査、などの手段で犯人を特定して法的効力のある嫌がらせの【証拠】を入手します。
その証拠があれば、警察へ突き出して刑事罰に問うことはもちろん、民事訴訟で慰謝料を請求する場合にも役に立ちます。
車へのイタズラを放置することで、嫌がらせ行為がエスカレートする可能性があります。
放置することで加害者は「何もされない」と判断し、更なる行為や人的被害に及ぶリスクも存在します。
傷つける行為から、車内への侵入、破壊行為へとエスカレートする可能性があります。
また、ブレーキやハンドルなど、運転に支障をきたす部分へのイタズラは、重大な事故につながります。
さらに、車の移動を妨げるような行為、例えばタイヤのパンクや鍵穴への異物混入なども考えられますので注意が必要です。
初期の段階では小さなイタズラ(例えば車体への落書きや軽い傷)であったとしても、それが放置されていることで、加害者は「大したことはない」と感じ、さらなる大胆な行為にエスカレートする可能性があります。
嫌がらせ行為に対する対処がなされない場合、加害者はその行動に慣れていき、次第に行為が過激化することも。
それにより、破壊行動が拡大し、自動車だけでなく自宅や個人に向けた被害をもたらす可能性も出てきます。
さらに、イタズラ行為が複数人で実行されている場合、集団心理が働き、より危険な行為に発展する可能性も。
特に加害者が特定の悪意を持って嫌がらせを行なっている場合、最終的に直接的な身体的被害(暴力、放火、殺人など)をもたらす行為に至ることがあります。
家族や恋人、身近な人が巻き込まれる可能性も否定できません。
車へのイタズラ行為は、決して軽視できない問題です。早期の対応と証拠の収集が、被害の深刻化を防ぐ鍵です。
以下では、実際に探偵事務所に依頼して調査と解決サポートを利用された方からの体験談をご紹介しますので、お困りの方はご参考ください。
大阪市内のマンションに住んでいて、マンションの駐車場に愛車を駐車しています。
ある日、車のボディに5センチメートルほどの傷が付いていることを見つけましたが「気がつかない間に付けてしまったのかもしれない」と、落胆する程度でした。
が、1週間後には目視して明らかに分かるほど大きい傷が付けられていました。
これはおかしい、と思って警察に通報したのですが本当に誰かによって付けられた傷なのかどうか、証拠が無いため判断が難しいと言って動いてくれませんでした。
マンションの管理人に頼んで防犯カメラを確認させてもらいましたが犯人らしき人物も、ちょうど死角になっていて確認できませんでした。
そして2日前、また車に大きな傷を付けられました…。
腹立たしいです、お願いします、犯人を捕まえてほしいです。
すぐに調査を開始していただきました。
徹底した張り込みを行なっていただいた結果、イタズラをしている現場の写真、動画を撮ることに成功して決定的な証拠を入手しました。
その後、犯人の尾行もしていただき犯人は同じマンションの住人だということがわかりました。
私の身なり、車、などが犯人よりも高級だったため妬みからきた犯行だということでした。
納得いくはずもなく、探偵の担当の方のサポートのもと警察に再度通報して被害届も出し、民事訴訟で慰謝料を請求しました。
探偵の担当の方から、車を守るために自分でできる対策も教えていただき、今はもともと取り付けていた古いタイプのものから、駐車監視機能がついたドライブレコーダーと最新のカーセキュリティに交換しました。
何から何まで、本当にありがとうございました。
西日本トラブル対策専門窓口では、車に嫌がらせされたときの調査やサポートを行なっています。
大切な愛車に見に覚えのない傷を見つけたときは泣き寝入りせずにできる限り早い対応をおすすめします。
もちろんデリケートな問題だとは思いますので、複雑なご事情やご要望にも柔軟に対応しながら最善の策を見つけていきます。
事実確認をしたうえで適切な対処法を選択していきましょう。
少しでも不安なことがあれば24時間受け付けている無料相談窓口までお気軽にお問い合わせください。
執筆者 / なな / 2024年10月17日更新
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