お使いのスマートフォンにこのような出来事が増えた場合、ハッキング被害を受けている可能性が考えられます。
一見ただの誤動作や本体劣化が原因の症状に思えますが、その裏でウイルスによる攻撃が進行しているかもしれません。
放置してしまえば、個人情報の流出や高額請求の被害につながりますので、対策を急ぐ必要があります。
ただハッキング被害を解消するだけでなく、犯人の特定まで行ないたい場合は、探偵による端末解析調査がおすすめです。
特に関西・中四国などの西日本エリアの方は、西日本担当事務所のある当探偵社までご相談ください。
この記事では、スマホのハッキング被害の兆候や対策方法をご紹介します。
目次 [ 閉じる ]
そもそも、スマホをハッキングしようとする人には、どのような狙いがあるのでしょうか。
犯人の目的を理解しておくことで、スマホハッキングへの対策がより容易になるでしょう。
スマホハッキングが一体何を狙って行なわれるのか、把握しましょう。
スマホにハッキングすることで、内部に保存されている個人情報や機密情報を抜き取る狙いが考えられるでしょう。
保存している連絡先情報の件数が多ければ多いほど、ハッキング被害時に抜き取られる情報も多くなってしまいます。
また、もし仕事で扱う機密情報などをスマホに保存していれば、流出の危険性は高まるでしょう。
重要な情報は分散して保管するなどの対策を取っておきましょう
最近では、スマホ上で口座残高の確認や送金を行なえるネットバンキングが普及しています。
しかし、端末内に金融機関の情報を保存していると、ハッキング被害時に抜き取られる可能性が大きく高まります。
もし口座情報などを知られたら、残高を知らない口座へ不正に送金される被害が起きるでしょう。
自分の預金が無くなってしまうダメージは甚大です
SNSも普及して、いくつものSNSでアカウントを持つ人も少なくありません
ですが、保有するアカウントの数に比例して、ハッキング時の被害規模も大きくなってしまいます。
もし、多くのフォロワーを抱える人がハッキング被害を受ければ、影響範囲は計り知れません。
SNSを責任持って運用しなければならない人は、対策を強化すべきです。
ハッキング行為は、ハッキング先にアクセス情報が残れば犯人の特定は容易です
そのため、足跡がつかないようにハッキングしたスマホを介して別のスマホに被害を加える手口が存在します。
犯行自体は他人のスマホから行なうため、犯人自身のアクセス情報を残すことなくハッキングが可能です。
直接的な被害は受けずとも、中継地点として自分のスマホが使われてしまうのは良い気分ではありません。
ハッキングによってスマホを遠隔操作されることで、自分が操作していないのにカメラやボイスレコーダーが起動することがあります。
その場合、周辺の様子を録音・撮影される行為が考えられます
場合によっては、意図せず盗聴・盗撮に加担させられる可能性も。
自分が犯罪の片棒を担がされないためにも、ハッキング対策は入念に行なう必要があります。
スマホがハッキング被害を受けた場合、どのような兆候が見られるのでしょうか
もし下記のような現象が見られたら、ハッキング被害を疑ってもいいでしょう。
疑わしい症状の一覧を紹介します。
それまでスムーズに挙動していたのに、突然スマホの反応が悪くなったり、動作が重くなった場合はハッキング被害のサインかもしれません。
正規の使用以外にスマホへの負荷がかかっている場合に起こることが多く、裏でハッキング用のマルウェアなどが起動していることが考えられます
急な挙動の劣化には注意を向けましょう
ハッキング用のマルウェアの軌道によって、バッテリーも余分に消耗されてしまいます。
スマホのバッテリーは、使用に伴って充電量が減って消費スピードも早くなるもの。
しかし、まだ新しいスマホで急にバッテリーの減りが早くなった場合はハッキングを受けている可能性があるでしょう。
ふとした違和感が、ハッキング被害を明らかにするヒントだと捉えましょう
スマホが勝手に再起動することは、古いスマホならまれに起こりえるでしょう
ですが、これも新しいスマホで起きるとは考えにくく、ハッキングの影響による可能性が考えられます。
意図していない再起動が起きた場合には、疑いの眼差しを向けましょう
カメラなどの端末機能は、起動する操作をしなければ有効になることはありません。
また、GPS発信機能もOFFの設定にしておけば起動することはないものです。
設定をしていないのにカメラやGPSといった端末機能が有効化されるのは、ハッキングによる不正操作が原因の場合も。
特にGPSについては位置情報を知らせる機能なので、そこから更に多くの個人情報が特定される危険も考えられます。
いつも使っているサイトなどのログイン履歴を見た際に、覚えのない時間に履歴があれば不正アクセスをされているかもしれません。
また、操作していないサイトやアプリからログイン通知が来た場合も同様です
ハッキングによってログイン情報を抜き取られている可能性が高いでしょう。
スマホのハッキングによって侵入したマルウェアやソフトは、入り込んだ端末を介して通信します。
その際の通信は、端末の通信容量を消費して行なわれます。
もし月の通信容量が決まっているプランなら、ハッキングによって余計に通信量が消費されるでしょう。
自分の通信容量を勝手に使われるのは、迷惑極まりない行為です。
クレジットカードの使用履歴に、まったく記憶にない内容があれば不正アクセスによって勝手に支払いをされているでしょう。
この場合、カードの使用上限額に達している可能性が考えられます。
ハッキング被害を受けたうえに、高額請求までされるのはかなりの痛手です
いつも使っているSNSに、正しいパスワードを打ち込んでもログインできない場合は、既にアカウントを乗っ取られている可能性が高いです。
ハッキングによってパスワードを盗み取ったか、もしくは何らかの手がかりからパスワードを推測して入り込んだと考えられます。
そしてパスワードを勝手に変更し、元の持ち主が再度ログインできないようにすれば乗っ取りは完了です。
このような場合、アカウントの元々の持ち主はSNSの運営に報告してアカウントの停止ができます。
ですが、もし長期間に渡って運用してきたアカウントなら、使えなくなるショックは大きいでしょう
もし自分のスマホがハッキング被害を受けた場合、どのように対処すればいいのでしょうか。
被害を受けた際に、実行すべき効果的な対処法をご紹介します。
ハッキングを受けたと気づいたら、すぐにクレジットカードの利用を止めましょう。
クレジットカード情報を知られてしまえば、すぐに不正利用されてしまいます。
高額請求を受けないために、即座に利用停止措置を取って犯人の思惑を潰しましょう。
スピードが勝負の対応となりますので、いち早い対処が被害の未然防止につながります。
もし、いつダウンロードしたかもわからないアプリがあれば、置いておかずにすぐ削除しましょう。
ハッキング目的のアプリであれば、残し続けることで被害がどんどん深刻化していきます
覚えのないアプリであれば、用途もわかりませんし残しておく理由がありません。
知らないアプリはすぐに消すことを心がけましょう。
SNSやWebサイトを乗っ取られたとしても、早期であれば何も被害を受けずにアカウントを取り戻せることがあります。
アカウントを取り戻せたら、すぐにパスワードを従来のものから変更しましょう。
その際、セキュリティ強度をより高めるために以下の点に気を付けて変更するのをおすすめします。
ハッキング被害によって、スマホ上に高額な請求をするポップアップが出てくることがあります。
数百万を超える金額のため、驚いて払わなければいけないと思う人もいるでしょう。
しかし、これは大金を払う人間を釣り上げるフィッシング詐欺の手法です。これらの高額請求に根拠はなく、事実無根の請求といえます。
こうしたポップアップもスマホハッキングの被害の一つですが、基本的には無視して問題ありません。
あまりにもハッキング被害が深刻な場合、スマホを初期化することで端末内のすべての情報をリセットして、スマホをまっさらな状態に戻せます。
これにより、ハッキングで入り込んだ怪しいマルウェアやアプリもすべて削除することが可能です。
しかし、ハッキングの痕跡などもすべて消してしまうため、犯人を調べることができなくなってしまいます。
もし、相手を突き止めて損害賠償まで請求したい場合、初期化はしない方がいいでしょう。
スマホへのハッキングを警戒する場合に、ウイルス対策ソフトを入れておくことで、怪しいサイトやアプリへのアクセス時に警告が表示されます。
警告されたものを避けることでハッキングのリスクを軽減でき、怪しいサイトやアプリとはどのようなものか見分けることが可能です。
しかし、ウイルス対策ソフトはあくまで警告を表示するだけで、入り込んでしまったウイルスやマルウェアに対して何か対処をするわけではありません。
根本的な被害の解決を目指すなら、別の対処法が必要になります
スマホハッキングの被害は、基本的にスマホのデータ内部で進行するため、被害が目に見えてわかりません。
ピンポイントでハッキング現場にアクセスしない限り、高額請求やSNS乗っ取りなどの被害が出てからしかハッキングの存在を認知できないのです。
被害を受けて泣き寝入りしてしまっては、犯人の思うツボでしょう。
犯人に罪を償わせて正当な賠償を得るためには、証拠集めが必要です。
そして、ハッキングの証拠を得るにはスマホの端末解析ができる調査機関に依頼することになります。
なかでも探偵会社に依頼すれば、裁判でも証拠能力が認められる調査報告書を作成してもらえます。
証拠の獲得だけでなく、その後の裁判なども含めた事件の根本解決につなげるためには、探偵への依頼がおすすめです。
スマートフォンやPCのフォレンジック調査は、デジタル化が進む現代社会において、ますます重要になってきています。
フォレンジック調査とは、デジタル機器に保存されている情報を法的証拠として解析・収集する専門的な調査です。
この手法は、企業の内部不正やハラスメント調査、犯罪捜査、また個人間のトラブル解決にも使われます。
フォレンジック調査では、ファイル解析、削除データの復元、インターネット履歴の解析、通信履歴の調査、位置情報の解析、デバイス間のデータ同期の確認などが行なわれます。
では、フォレンジック調査で何がわかるのか?
調査は対象者のプライバシーを侵害しないよう、適切な法的手続きのもとで実施されます。
違法な手段で収集したデータは証拠として認められないため、専門家が法に則って調査を進めます。
ハッキング被害の状況に応じて、実地される調査内容が変わります。まずは、現在に至るまでの経緯や状況をお聞かせください。
これまで当探偵事務所が引き受けてきたスマホハッキングの相談事例を、ご依頼者の許可を得て掲載いたします。
実際に相談する前に、ぜひご一読いただけますと幸いです。
スマホを使っていて、急に動きが悪くなったような気がしました。
前までサクサク進んでいた画面の読み込みも急に遅くなって、あと充電の減りも早くなった印象があります。
今使っている携帯も買ってからまだ1年経ってないですし、こんなにも急に遅くなるのはちょっと違和感があります。
スマホのハッキングについて調べてみて、もしかしたらそうかもしれないと思って連絡しました。実際どうなのかわからないので、ちょっと調べてみたいです
探偵さんにご相談して、症状の傾向から一度携帯を預かってもらって解析調査を行なってもらうことにしました。
その結果、どうやらハッキングを受けた形跡があったようで、アプリストアを通さずにダウンロードしたアプリが原因のようでした。
原因がわかって良かったのですが、調査結果の報告書が証拠にもなるということで、警察に行ってハッキング犯の捜査も行なってもらうことになりました
ここまで状況が進展したのも、探偵さんに相談したおかげだと思っています
もしお使いのスマホにトラブルがあった場合、すぐに相談できる場所があることは、被害の早期解決を実現する大きな要素といえます。
探偵に相談する場合、地域密着型の相談先に依頼することがおすすめです。
当探偵事務所の本社は東京にあり、西日本エリアの調査拠点として大阪にも事務所を開設しました。
大阪の事務所開設により、関西・中四国といった地域への調査が従来以上のスピードで対応可能になりました。
また、東京の事務所にまで向かわずとも、対面で調査に関する詳細なお話が可能になるため、より大きな安心感を抱いていただけます。
西日本エリアでご相談を検討される方は、ぜひ一度ご相談ください。
問い合わせフォーム・電話・メール・LINEから24時間365日ご連絡を受け付けております。
監修者・執筆者 / 武田 / 2024年10月14日更新
探偵歴15年以上の中で、徹頭徹尾トラブル対策・解決のみに特化。 緻密な戦略を駆使し、最前線で活躍中。
Copyright(C) 西日本トラブル対策専門窓口. All Rights Reserved.
(C) 西日本トラブル対策専門窓口