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公開日: 2025/07/06 最終更新日: 2025/07/07
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 公開日: 2025/07/06 最終更新日: 2025/07/07

海外のカジノ・ギャンブル依存者の行方調査

この記事の読了目安時間は約 2 分です。

海外のカジノ・ギャンブル依存者の行方調査

「家族が突然、連絡もなく海外のカジノに行ってしまった」「ギャンブル好きの知人が音信不通で、最後に見たのは海外のSNS投稿だった」——こうした声は近年、探偵業界においても急増しています。

カジノ法案の進展により国内でのギャンブル規制が一部緩和された一方、依存症対策の厳格化が進んだことで、ギャンブル依存症を抱えた人々が「ギャンブルの聖地」ラスベガスやマカオ、韓国のカジノへ向かう事例が後を絶ちません。

しかし、ギャンブル依存は単なる「趣味」ではなく疾患の一種であり、ときには借金や失踪、家庭崩壊という深刻な結果を招きかねない大きな問題です。

この記事では、カジノ・ギャンブル依存者が海外に姿を消した場合、どのように行方を追うべきかを解説します。

また、探偵事務所に行方調査を依頼するメリットについても、あわせてお伝えします。

この記事のみどころ!

カジノ・ギャンブル依存者が海外に姿を消した場合の対応について解説。

また、探偵事務所に行方調査を依頼するメリットもわかりやすくお伝えします。

ギャンブル依存者が海外へ向かう背景

ギャンブル依存者が海外へ向かう背景

ギャンブル依存症は、本人だけでなくその家族や周囲の人々の生活をも一変させます。

なかでも近年増えているのが、「依存症を抱えたまま海外へ渡航し、そのまま音信不通になる」という深刻なケースです。

特にラスベガス・マカオ・韓国・フィリピンといったカジノ大国では、依存者にとって魅力的すぎる環境が整っており、一度足を踏み入れると自力で抜け出すことは困難を極めます。

ここからは、ギャンブル依存者がなぜ海外のカジノへ向かう背景を掘り下げてお伝えします。

行方不明になるまでの過程を知ることは、大切な人への適切な対処の第一歩となるでしょう。

日本では満たされない依存者心理

「日本では満たされない」依存者心理と刺激への渇望

ギャンブル依存症は単なる浪費癖や趣味とは異なり、れっきとした精神疾患のひとつです。

パチンコや競馬といった日本国内の手軽な賭博手段では、次第に「刺激が足りない」「勝っても満足できない」といった感覚の麻痺が起きていきます。

依存症が進行すると、本人は「もっと大きな賭け」「もっと非日常的な環境とスリル」を求めるようになり、やがて海外のカジノやギャンブルへと視野を広げるようになるのです。

「カジノは成功者の象徴」という誤解

「カジノは成功者の象徴」という誤解

近年では、YouTubeやInstagram、TikTokなどのSNSで「カジノで大勝ちした」ことを強調するインフルエンサーや動画が拡散され、ギャンブルに対するイメージが大きく変わりつつあります。

高級ホテルでチップを山積みにする動画や巨額を一度に賭けるライブベットの映像、ルーレットやバカラの勝利シーンを切り取った編集動画などを見ない日はありません。

このような「成功者」の情報に触れたギャンブル依存者は、「自分もああなりたい」「日本にいては無理だ」「一発勝負をしたい」と考えやすくなります。

依存症において重要なのは「判断力や理性が衰えている」という点であり、こうした刺激的な映像は理性的な抑制を奪うきっかけになりがちです。

現実逃避と自己破壊衝動

現実逃避と自己破壊衝動

ギャンブル依存者の多くは、自覚的・無自覚的にかかわらず現実逃避をしていることが少なくありません。

家族との不和や孤立、借金の返済からの逃避、仕事・キャリアの失敗や不満などのストレスに対処するために「勝てば全部取り戻せる」「異国の地なら新しい自分になれる」と考えるようになり、まるで新しい人生の出発点として海外でのギャンブルの道を選ぶのです。

しかし実際は依存症の悪化を招くだけで、賭け金が尽きれば犯罪や失踪、野宿状態になるケースも珍しくありません。

日本ではギャンブル依存への対策が強化されつつある

日本ではギャンブル依存への対策が強化されつつある

2020年以降、日本国内ではギャンブル依存症への対策が法律的にも厳格化されました。

ギャンブル依存症への対策として、以下のような施策が進んでいます。

  • パチンコ依存対策としての「のめり込み防止機能」
  • IR(統合型リゾート)法における入場制限(日数制限・本人確認)
  • 家族申請による入場禁止措置

こうした動きによって国内でのギャンブルがしにくくなったことも、依存症者が抜け穴として海外カジノに向かう一因になっています。

「国内は無理だから海外でやるしかない」という思考が、より問題を根深くしているのです。

個人でできる行方調査の方法とその限界

個人でできる行方調査の方法とその限界

家族や知人が急に海外のカジノや賭場へと姿を消してしまったとき、最初に行動を起こすのは多くの場合が家族や友だちです。

誰しも「できることは自分でやりたい」「探偵に頼むほどでもないかもしれない」と考えるものです。

しかし実際には、個人でできる行方調査には明確な限界があり、むしろ時間と労力だけが浪費されてしまうことが少なくありません。

ここからは個人でできる行方調査の方法、そしてその限界について詳しく解説します。

SNSやメッセージアプリの確認

SNSやメッセージアプリの確認

多くの方がまず試みるのが、Instagram・Facebook・X(旧Twitter)・LINEなどのSNSやメッセージアプリのチェックです。

SNSの位置情報付き投稿を探したり、写真の背景から滞在国や施設を推測したりして、大切な人の行方を探ります。

確かに、一部のケースでは投稿の中に手がかりが見つかることもありますが、依存症が進んだ人物は以下のような理由で情報発信を控える傾向があります。

  • 家族や知人にバレないようアカウントを分けている
  • 後ろめたさから投稿そのものを避けている
  • 通信制限のある国や環境にいる
  • 現地でトラブルに巻き込まれ、端末を失っている

つまり、SNSで得られる情報はごく限定的なものであり、確実性には欠けるというのが実情なのです。

クレジットカード・銀行口座の利用履歴の確認

クレジットカード・銀行口座の利用履歴の確認

行方調査において「お金の流れ」は非常に重要な手がかりですが、個人が調べられる範囲は限られています。

仮に同居していた家族であっても、本人名義のクレジットカードや口座の利用履歴を金融機関に問い合わせることは原則としてできません。

個人情報保護の観点から、本人の同意なしに開示はされないのが原則です。

また、キャッシュカードやクレジットカードを持ち出されていた場合、海外のATMやギャンブル施設で使われたとしても、日本国内ではなかなか追跡できません。

海外の金融機関や決済システムが絡むと、法的な手続きや国際的な協力が必要になる場合もあり、一般の方が調査を進めるには高いハードルがあるからです。

現地での捜索は危険と隣り合わせ

現地での捜索は危険と隣り合わせ

「渡航先はわかった」「ホテルもなんとなく特定できそう」——そう思って自ら現地に向かおうとする家族も実際に存在しますが、これは非常にリスクの高い行動ですのでおすすめできません。

主なリスクは以下の通りです。

  • 言語の壁:カジノがある地域は英語以外(中国語、韓国語など)での対応も多く、細かな情報の聞き込みは困難。
  • 治安の問題:カジノ周辺はスリや詐欺が多く、観光客が狙われやすい。
  • 法律の違い:現地での聞き込みや張り込みが違法行為になる場合もある。
  • 感情的対立の可能性:発見しても本人が逃げる・逆上するなど、再び失踪してしまうケースも少なくない。

特にギャンブル依存が深刻な場合、「見つけたからといって一緒に帰れるとは限らない」という現実があることも覚えておきましょう。

警察に相談しても動けないケースが多い

警察に相談しても動けないケースが多い

「失踪」となるとまず相談したくなるのが警察ですが、海外に関係する行方不明のケースでは捜索活動に限界があります。

以下のような理由から「対応できない」と判断されることは珍しくありません。

  • 成人である場合は本人の意思による行動とみなされる
  • 「犯罪に巻き込まれている可能性が低い」と判断されると、受理されない
  • 海外現地の警察との連携は基本的に本人や大使館を通じて行われる

警察は「事件性があるかどうか」が判断基準であり、ギャンブルのために失踪した場合は「個人の自由」とされるため、すぐに動いてくれるとは限らないのです。

個人でできることには限界がある

個人でできることには限界がある

行方調査を「家族だけでどうにかしたい」と思う気持ちはもっともです。

しかし、現実には法律・言語・距離・安全性などの高い壁が立ちはだかります。

そして何より相手は「依存症」という病を抱えた状態で行動しているため、常識や理性は通用せず、感情や衝動で予測不能な行動を取る可能性も少なくありません。

だからこそ、状況が悪化する前に行方調査の専門機関である探偵事務所などに早めに相談することが、本人と家族双方にとっての救いとなるのです。

探偵事務所に行方調査を依頼するメリット

探偵事務所に行方調査を依頼するメリット

ギャンブル依存の家族や知人が突然海外に行ってしまった――そんなとき、個人でできる調査には限界があります。

そこで現実的な選択肢として浮上するのが、探偵事務所への行方調査依頼です。

海外における行方調査を得意とする探偵事務所であれば、依存症者の所在確認から身柄保護のきっかけづくりまで幅広く対応可能です。

海外調査に対応したネットワークと実績

海外調査に対応したネットワークと実績

「探偵は国内の浮気調査だけでは?」と思われがちですが、実は海外対応の探偵事務所は一定数存在します。

国際調査が可能な探偵事務所では、以下のようなネットワークを駆使して捜索を行います。

  • 現地に在住する調査員・協力者
  • 外国語に堪能なスタッフによる聞き込み
  • 国際的に連携可能な弁護士・通訳
  • ホテルやカジノ施設への合法的な接触方法
  • 海外公安や治安機関との協力(必要に応じて)

現地の事情に通じているプロだからこそ、安全かつ効率的に動くことが可能なのです。

情報収集のスピードと精度が圧倒的に違う

情報収集のスピードと精度が圧倒的に違う

個人での調査はどうしても時間がかかり、情報も断片的になりがちです。

一方、探偵は以下のような手段を用いて短期間で情報を収集・分析します。

  • SNS投稿の背景やタイムスタンプをもとに地域を特定
  • 宿泊施設の聞き込みや防犯カメラ情報の取得(合法的な範囲で)
  • 空港、ATM、カジノ利用履歴の調査
  • 現地での張り込み・尾行による行動パターンの把握

ご依頼者の要望によっては依頼を受けたその日から調査を開始することも可能で、わずか1週間以内に発見にいたることも少なくありません。

本人に接触するための「第三者という立場」

本人に接触するための「第三者という立場」

ギャンブル依存症者の中には家族や知人からの連絡を拒否する、もしくは逃げようとするケースが非常に多くあります。

本人にとっては「帰ってこい」という言葉が脅迫や否定に聞こえ、関係性が悪化してしまうリスクさえあるのが現実です。

しかし、探偵は「第三者としての中立性」を活かし、感情を挟まず、冷静に接触を試みることで相手に警戒心を与えずに状況を確認することができます。

場合によっては本人を説得し、本人の同意を得たうえで連絡を取ることや医療機関・専門支援機関への橋渡しも可能です。

「依存症」という病に対する理解と対応

「依存症」という病に対する理解と対応

一般の人にとっては、ギャンブル依存者の言動は「理解不能なもの」として映ることが多く、「なぜ帰ってこないのか」「どうして家族を捨ててまでギャンブルに行くのか」と問い詰めたくなってしまいます。

探偵事務所の中には依存症の心理や行動傾向に精通したスタッフやカウンセラーが在籍、もしくは連携しているところもあり、依存症に理解があるケースも珍しくありません。

そのため、単なる捜索ではなく「病気としての依存症をどう扱うべきか」「どう話しかけるべきか」といった配慮まで含めた対応が期待できることも、探偵事務所に相談するメリットのひとつです。

無料相談窓口のご案内

無料相談窓口のご案内

海外に渡ったギャンブル依存者の家族や知人の行方がわからず、悩んでいませんか?

そんなときは、ぜひ当探偵事務所にご相談ください。

当探偵事務所では、海外でのカジノ・ギャンブル依存者の行方調査も行っており、早期発見・安全確保・本人への心理的配慮・帰国支援まで、トータルなサポートが可能です。

海外調査実績も豊富で、WAD(世界探偵協会)およびCII(国際探偵協会)に加盟し、複雑な国際案件にも対応しています。

24時間365日相談を受け付けており、即日対応も可能です。

ギャンブル依存症は時間とともに病状が進行していく深刻な病です。

ひとりで悩まず、私たちと一緒にあなたの大切な人を見つけ出しましょう。

監修者・執筆者 / 山内

1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。 得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。 監修者・執筆者一覧へ

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