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公開日: 2025/10/02 最終更新日: 2026/01/09
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 公開日: 2025/10/02 最終更新日: 2026/01/09

車の嫌がらせ被害|自力でできる対処法と探偵が行う証拠収集の方法

この記事の読了目安時間は約 2 分です。

車窓に傷

近年、車に繰り返し傷をつけられたり、タイヤをパンクさせられたり、車両の嫌がらせ被害に悩む方が増えています。

車の嫌がらせは、単なるストレス発散やいたずらですまされることはなく、刑法で罰せられる立派な犯罪行為です。

放置してしまえば被害がエスカレートし、生活に大きな支障を及ぼす可能性もあります。

早い段階で正しく対処し、確実な証拠を押さえることが大切です。

 

この記事のみどころ!
この記事では、「車の嫌がらせ行為の実態と有効な対処法」「探偵の調査法と依頼すべきケース」を詳しく解説していきます。

車の嫌がらせ行為の実態

パンクした赤い車

車の嫌がらせ被害の形は多岐にわたり、その手法は年々巧妙化しています。

ここから、被害事例や加害者の心理、嫌がらせ行為が該当する罪について詳しく解説していきます。

主な被害事例

被害を受けた車

代表的な被害の事例としては、以下のようなものがあります。

  • 傷をつけられている
  • 落書きされている
  • 液体や粉、塗料がついている
  • タイヤの空気が抜かれている(パンク)
  • ミラーやライト、窓ガラスが割られている
  • 異物やごみを置かれる

一見小さないたずらのように見えるかもしれませんが、修理費用の負担や精神的ストレスは決して軽いものではありません。

また、被害を放置すると、加害者が行動をエスカレートさせ、より深刻な被害を受ける可能性もあります。

被害を受けた場合は、早めに対処することが大切です。

車に嫌がらせする加害者の心理

嫌がらせの手

車への嫌がらせには、さまざまな動機が隠されています。

主な理由は、以下のとおりです。

  • 近隣トラブル
  • 交通、駐車トラブル
  • ストレス発散、八つ当たり
  • 嫉妬心
  • スリル欲求
  • ストーカー

理由によっては、何度も執拗に嫌がらせをされたり、ガレージや家にまで被害が及んだりと、悪質化していく可能性もあるため注意が必要です。

該当する罪

手錠

車への嫌がらせは、刑法に触れる「犯罪行為」です。

被害を受けた側は、法律に基づいた対応をとることができます。

該当する主な罪は、以下のとおりです。

器物損壊罪(刑法第261条)

車体に傷をつける・落書きをする・タイヤをパンクさせる・窓ガラスを割るといった嫌がらせは、他人のものを壊したり傷つけたりする行為として、器物損壊の罪に問うことができます。

罰則:3年以下の拘禁刑、または30万円以下の罰金もしくは科料

 

住居侵入罪・建造物侵入罪(刑法第130条)

駐車場や敷地内に無断で立ち入り、嫌がらせを行った場合に適用されます。

自宅敷地内の車や、企業の敷地に停められた社用車への嫌がらせなどが該当します。

罰則:3年以下の拘禁刑または10万円以下の罰金

車に嫌がらせされたときの対処法

対処法の文字

嫌がらせ被害に遭うと、どう対処すればいいかわからず、戸惑ってしまうものです。

しかし、冷静に証拠を探し、適切な手段で行動することが大切です。

本項では、車に嫌がらせをされたときの対処法を解説します。

被害状況を記録する

カレンダーとメモ

傷や落書き・パンクなどの車の状態や、周囲の状況を撮影し、日付入りで保管しておきましょう。

被害に気づいた時刻や場所をメモしておくと、のちに警察や保険会社に説明したり、探偵に調査依頼をする際に役立ちます。

証拠が多いほど、事件化や補償につながりやすくなるので、一見関係のないような事柄に関しても、記録に残しておくことが大切です。

防犯カメラを設置する

防犯カメラ

防犯カメラは、嫌がらせの再発防止と犯人特定の両方に効果的です。

駐車場や自宅敷地内に設置すれば、不審者の行動を鮮明に記録し、証拠をつかむことができます。

また、カメラの存在そのものが抑止力となり、犯人が近づきにくくなる効果も期待できるでしょう。

防犯カメラの設置が難しい場合は、駐車中も周辺の状況を撮影・録画できる「駐車監視機能」付きのドライブレコーダーを設置するのがおすすめです。

張り込みを行う

張り込み先

繰り返し嫌がらせを受けている場合、現場での張り込みが有効です。

加害者が実際に嫌がらせをする場面を撮影したり、素性を特定したりすることができます。

※しかし、自力で張り込みを行うと、各自治体の迷惑防止条例・ストーカー規制法・軽犯罪法に触れる可能性があります。探偵など専門家に依頼したほうがいいでしょう。

警察に相談する

警察官

車への嫌がらせは、「器物損壊」「住居侵入罪・建造物侵入罪」などの罪に該当する可能性があります。

車に見覚えのない傷や嫌がらせの痕跡を見つけたときは、早急に警察に通報し、被害届を提出しましょう。

証拠が乏しいと判断され、警察が動いてくれないケースも多いですが、犯人が別件で逮捕されたり、地域で同じような被害が出たりした際には、提出済みの被害届が重要な手がかりとなります。

過去の被害記録が残っていることで、警察も動きやすくなり、犯人特定につながる可能性が高まります。

任意保険会社に連絡する

保険会社

車両保険に加入している場合、嫌がらせによる損害が補償対象となることがあります。

修理費を自己負担せずに済む可能性があるため、被害に気づいた時点で連絡しましょう。

その際、被害状況の写真や警察への届け出が必要になるケースもあるため、事前に準備しておくことをおすすめします。

探偵に依頼する

聞き込みをしている探偵

加害者の特定や証拠収集を自力で行うのは困難です。

その点探偵は、現地調査・張り込み調査・聞き込み調査など、多角的な手法で加害者を特定し、裁判でも使える証拠を集めます。

警察や弁護士に相談する際の強力な材料となり、早期解決を目指すことができるでしょう。

探偵による車の嫌がらせ調査

調査を依頼する

探偵は、専門的な調査スキルと機材を駆使し、証拠の収集や加害者の特定を行います。

ここから、探偵による主な調査方法を解説します。

被害状況の分析

被害状況の分析

ご依頼者から状況を詳しくヒアリングし、車に残された傷や異物・犯人の痕跡を細かく調査します。

被害が繰り返されている場合には、被害の時間帯や場所の傾向を分析することで、犯人を早期に特定できることもあります。

探偵は専門的な知識と経験を活かし、素人では見逃してしまうような小さな痕跡を見つけ、確実に情報を集めることができるのです。

張り込み・尾行調査

探偵による張り込み

駐車場や自宅周辺に張り込み、加害者が接近する瞬間を記録します。

現行犯で証拠を押さえることができれば、警察や裁判で有効な証拠となり得ます。

犯人が特定できた場合には、そのまま尾行調査を行い、日常行動や犯行に至る経緯を把握することも可能です。

録画映像の分析

ドライブレコーダー

自宅や職場の防犯カメラ・ドライブレコーダーに記録された映像を専門的に解析する調査法です。

映像を細かくチェックすることで、加害者の特徴や被害の実態を明らかにします。

素人では見落としがちな一瞬の動きや物音を抽出し、犯人の手がかりを掴むことができるのは、専門技術を持つ探偵だからこそです。

聞き込み調査

聞き込み調査をする探偵

近隣住民や駐車場利用者・同様の被害を受けた方から、不審者の目撃情報や異変に関する情報を収集する調査法です。

探偵は、ご依頼者の身元を伏せたまま、自然な形で情報を引き出す技術を持っています。

集めた証言は、他の調査手法と組み合わせることで、強力な裏付けとなるでしょう。

同じ地域で複数の被害が発生している場合、聞き込み調査によって加害者像が浮かび上がり、早期解決できるケースも多いです。

インターネットパトロール調査

SECURITYの文字

SNSやブログ・掲示板などで、車や持ち主に関する中傷や嫌がらせの書き込み・同様の被害報告が行われることがあります。

探偵はこうした投稿を分析し、加害者の特定や犯行動機の手がかりをつかみます。

実際に、同じ地域や駐車場で同様の被害に遭ったという投稿が見つかり、犯人を特定する手がかりが得られたケースも。

インターネット上と現場の調査を並行して行うことで、より精度の高い調査が可能となります。

犯人の身元調査

調査

加害者が特定できた場合には、氏名や居住地・勤務先・婚姻歴・過去の犯罪歴・被害者との関係性まで詳しく調べることが可能です。

慰謝料請求や刑事告訴など、法的措置を進める際には、こうした個人情報が欠かせません。

探偵に依頼することで、正確性と信頼性の高い情報を得ることができます。

報告書の作成

報告書

調査結果は、写真・動画・証言を含めて、詳細な報告書にまとめられます。

この報告書は、警察への提出や弁護士との相談時に、証拠資料として活用できます。

つかんだ情報を法的に有効な形に整えることができるのも、探偵に依頼するメリットのひとつです。

探偵に依頼すべきケース

CASEの文字

自力で調査したいと考える方もいるかもしれませんが、状況によっては、探偵の専門調査が必要になる場合もあります。

ここから、「依頼するべきか迷っている」という方のために、探偵に依頼すべきケースについて詳しく解説していきます。

証拠がまったくつかめない

証拠が掴めない

車に傷や異物の痕跡があっても、犯人特定のための確実な証拠が残っていないケースは多いです。

この場合、警察に相談しても「証拠不十分」と判断され、動いてもらえないこともあります。

探偵に依頼すれば、張り込みや聞き込み調査などによって、犯行現場を記録し、犯行の証拠をつかむことが可能です。

しかし、時間が経つにつれ、証拠や目撃証言は集めにくくなる傾向があります。

自力での調査で証拠がつかめない場合は、できるだけ早くプロに依頼しましょう。

犯人に確証がない

犯人が車をのぞいている

「近所の人かもしれない」「職場の人かもしれない」と感じても、根拠なく問い詰めれば、人間関係が悪化したり、トラブルに発展したりする危険性があります。

場合によっては、疑っていることが相手に伝わり、証拠隠滅をはかられたり、事実無根の主張として名誉毀損で訴えられたりする可能性もあるでしょう。

その点探偵は、客観的な調査を内密に行い、事実に基づいて加害者を特定します。

疑わしい相手が知人や隣人の場合は、第三者である探偵に調査を依頼することをおすすめします。

何度も被害に遭っている

犯人がドアに手をかけている

嫌がらせが繰り返し続いている場合、偶然やいたずらではなく、故意的で悪意のある行為の可能性が高いです。

何度も必要に狙われるなかで、精神的な負担が大きくなり、生活に支障が出ることも。

探偵は、被害の頻度や手口を分析し、継続的かつ悪意的な嫌がらせであることを裏付ける調査を行います。

さらなる被害を防ぐとともに、根本解決に向けて動きます。

嫌がらせがエスカレートしている

車内に犯人の姿

最初は小さな傷や落書きといった嫌がらせだったものが、次第にタイヤを切られたり、ガラスを割られたりと、重大な被害に発展していくケースは非常に危険です。

物的損害にとどまらず、ご依頼者やご家族の安全が脅かされる可能性もあります。

放置すれば、被害はさらに深刻化し、取り返しのつかない事態になりかねません。

探偵は専門技術と機器を駆使し、複数人で調査をするため、早期解決が可能です。

嫌がらせがエスカレートする前に加害者を特定し、しかるべき措置を検討することができます。

警察が動いてくれない

パトカー

警察は証拠が乏しい場合、「民事トラブル」と判断し、動いてくれない可能性が高いです(「民事不介入の原則」があるためです)。

しかし、探偵が調査によって証拠を収集すれば、事件性有りと判断される可能性が高まり、警察も動きやすくなります。

探偵の報告書や映像記録といった確かな証拠により、警察が捜査を始めたケースも多いです。

法的措置を検討している

必要書類の文字

慰謝料請求や損害賠償を考える際には、法的に有効な証拠や加害者の個人情報が必要です。

探偵に依頼すれば、信頼性の高い情報を収集し、法的措置をスムーズに進めることができます。

法的知識がない場合や、早急にしかるべき措置をとりたいと考えている場合は、探偵に依頼することをおすすめします。

当事務所に寄せられた相談事例

事例の文字

当事務所には、日々車の被害に関する相談が寄せられています。

この章では、当事務所に寄せられた実際の相談事例と探偵の調査法について解説していきます。

CASE1:「車体に不自然な傷が増えていく」(30代女性)

車体に傷

相談事例

「団地の駐車場に停めている車に、何度も傷をつけられて困っています。最初は自分でつけた傷かと思い、気にしていなかったのですが、同じ場所に何度も傷ができ、ゴミも置かれるようになったため不安を感じています。警察にも相談しましたが、証拠がなく動いてもらえません。犯人を見つけてもらえますか?」

 

調査結果とその後

張り込み・尾行調査を行ったところ、同じ団地の住人が夜中に鍵で車体を傷つける様子を確認した。動機は「ゴミ出しに関する逆恨み」であり、以前ゴミの出し方を注意されたことを根に持っていたことが判明。証拠をもとに警察へ被害届を提出し、加害者は器物損壊罪で立件された。ご依頼者は修理費を請求し、安心して車を利用できるようになった。

CASE2:「社用車がパンクさせられて業務に支障が出ている」(40代男性)

パンクしたシルバーの車

相談事例

「会社の駐車場に停めている社用車のタイヤが連日パンク被害に遭っています。取引先への訪問が多いため、業務にも支障が出ています。修理費の負担だけでなく、営業に出られないため、経済的損失も深刻な問題となっています。社内での調査では解決できず、警察に届け出たものの、犯人特定には至らなかったため、探偵に依頼することにしました」

 

調査結果とその後

駐車場に複数の防犯カメラを設置し、夜間の張り込みを行った結果、男がタイヤに穴を開けている様子を記録した。聞き込み調査により、近隣の競合企業の社員が「ノルマ達成のために競合の車をだめにしてやった」と話していることが判明し、身元調査により個人情報が特定された。ご依頼者は、当事務所が作成した調査結果報告書を警察に提出し、加害者は逮捕された。現在は、当事務所が紹介した弁護士と連携し、経済的損失に対する損害賠償請求を検討している。

CASE3:「被害がエスカレートして恐怖を感じている」(60代男性)

濡れている車体

相談事例

「自宅敷地内に駐車している車に、謎の液体をかけられる被害を受けています。最初は軽い嫌がらせかと思っていたのですが、徐々に被害はエスカレートし、車だけでなく、外壁や外構にまで被害が及ぶようになりました。家族も不安を感じて、外出を控えています。できるだけ早く解決したいと思い、探偵に依頼しました」

 

調査結果とその後

張り込み調査とインターネットパトロール調査を行ったところ、ご依頼者の娘の元恋人が犯人であることが判明。振られた腹いせの行動であったことがわかった。調査で得た証拠を基に警察に相談したところ、加害者は厳重注意を受け、以降嫌がらせはなくなった。防犯対策の提案もさせていただき、ご依頼者とご家族は安心して生活できるようになった。

車の嫌がらせ被害に悩んでいるなら、当事務所にご相談ください!

車が並んでいる

車への嫌がらせは、大きな精神的ストレスや経済的損失をもたらす犯罪行為です。

放置すれば、加害者の行動がエスカレートしたり、何度も執拗に狙われたりする可能性もあります。

被害を受けた場合は、そのまま放置せず、探偵など調査のプロに相談しましょう。

探偵は、張り込みやインターネットパトロールなどの調査によって、法的に有効な証拠を集め、加害者を特定することができます。

車への嫌がらせに悩んでいる方は、ぜひ一度当事務所へご相談ください。

当事務所へのお問い合わせは、お問い合わせフォーム・メール・電話・ラインにて24時間365日承っております。

初回無料相談・無料見積りをご活用ください。

監修者・執筆者 / 山内

1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。 得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。 監修者・執筆者一覧へ

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