「隣人が私の家にゴミを投げ入れてくる」
被害を受けたことのないかたからすれば耳を疑ってしまうようなことですが、実際にこのような相談は後を絶ちません。
普段から何気なく挨拶して顔を合わせるご近所さんも、実は心のなかでは思いもよらないことを思っているかもしれません。
この記事では、そのような行為の実態と対策を説明しますので参考にしてください。
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日本において自宅敷地内へのゴミの投げ入れは深刻な嫌がらせ行為として位置づけられています。
例えば、ベランダや庭などに吸い殻が投げ捨てられているという場合も、ゴミや吸い殻は廃棄物処理法の定める廃棄物です。
同法第16条では「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない」と定められ、違反すると5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金で処罰されます。
など、念願の戸建てに住めたのにこのような被害にあっている人は少なくありません。
戸建ての場合は玄関や敷地内にすでに防犯カメラを設置している方が多いので、隣人による犯行の場合はなんとなくご自身で犯人を特定できる可能性もあります。
しかし、一戸建て住宅を購入すれば引っ越しをすることは困難なので、近隣住民もある程度固定されてしまうと思います。
なんとなくで特定した相手に注意しても「たまたまゴミが飛んで行っただけ」などと言い逃れされた場合、近隣住民との人間関係がさらに悪化する可能性もあります。
このようなことが原因で、どのように対処すればいいのか?と悩んでいる方が多いです。
などの被害にあっている人は少なくありません。
ただ、マンションの場合はベランダに防犯カメラなどが設置されていることはほとんどないので、マンションの管理人に相談しても「風に舞って飛んできたのでは?」と言われてしまう可能性もあります。
明らかに何者かが故意に投げ入れたとしても、上段の階の住民なのか、隣の部屋の住民なのか、通行人なのか、ご自身で犯人の特定をすることは難しいと思います。
このようなことが原因で、どのように犯人を特定すればいいのか?と悩んでいるかたが多いです。
このように、戸建てに住んでいる場合とマンションに住んでいる場合とで被害への悩みは少し異なります。
ただ、いずれにせよ定期的に同じような場所にゴミを捨てられる場合は、何者かが悪意を持って故意にゴミを投げ入れている可能性が高いです。
言い逃れされないためにも、捨てている現場を抑えようと待ち構えて捕まえようとするかたもいらっしゃいますが、危険が伴いますので避けたほうが良いです。
家の敷地にゴミが投げ捨てられていても「面倒なことになるから放っておこう」とか、「そこまで大事にする必要はない」と考える人もいるでしょう。
しかし、その考えは危険です。
嫌がらせが長期間に及べば、そのゴミを処理する金銭的な損害はもちろん精神的なダメージを受けることになります。
いつ終わるのかもわからない嫌がらせを我慢しながら生活していては、心が参ってしまうと思います。
嫌がらせに耐えかねて引っ越しをせざるをえなかったケースも実際にありますが、これでは自分がつらい思いをするだけで、根本的な解決になっていません。
また、問題を放置することで嫌がらせがエスカレートしてしまうこともあります。
ゴミを投げ入れられるだけでなく家や持ち物を壊されたり、直接的になにか危害を加えられたり、といったケースが実際にあります。
このように対応を誤ると大きな問題に発展する恐れもありますが、問題を解決するためには隣人によるゴミの投げ捨てを放置せず、早急に解決策を模索することが重要です。
隣人によるゴミの投げ入れ被害に対して、警察による介入やサポートが受けられるかどうかはその程度によって、あるいは被害状況によって異なります。
証拠が不十分であったり、事件性のないものと判断された場合は自力解決に迫られることもあります。
では、探偵にはなにができるのか?
探偵は主として、被害状況や実態把握のための情報収集を行ないます。
それにより、嫌がらせを行なう人物の特定や行動パターン、被害の証拠収集を行なうことができます。
定点カメラの設置、防犯カメラの設置、が可能です。
このようなカメラの設置には、プライバシー保護や監視カメラの設置に関する法的な規制があります。
共用部分や他人のプライバシーを侵害しないように設置する必要があるため、ご自身で設置した場合は逆に法に触れてしまうといった結果になる可能性があります。
そうならないためにも、探偵による防犯カメラの設置を検討してください。
犯行の様子を写真や動画に収めれば、動かぬ証拠になります。
嫌がらせは夜中に行なわれることも多く、撮影の難易度は高めですが探偵は専用の機材を使って高精度の写真を撮影することが可能です。
犯人の行動パターンを分析して犯人の特定につなげることが可能です。
家の近くに身を隠して犯人が嫌がらせをしに来るのを待ち、やってきた犯人を尾行することで、自宅や素性を特定します。
もしくは犯人がある程度分かっている場合はその人物に張り付いて1日中尾行することもできます。
このような方法で収集して証拠をもとに、どのように対処するかご依頼者の意向を確認しながら解決に向けてサポートいたします。
以下では、実際に探偵事務所に依頼して調査と解決サポートを利用された方からの体験談をご紹介しますので、お困りの方はご参考ください。
私は大阪の東大阪市に戸建てを購入しました。
1年前くらいから、我が家の庭や玄関先に何者かがゴミを投げ入れるという嫌がらせが頻繁に発生しています。
家庭ゴミや空き缶、ペットボトル、タバコの吸い殻などが捨てられていて、このままでは精神的にも参ってしまいそうです。
引っ越すにも、購入したばかりで難しいです。
誰がこの嫌がらせを行なっているのか、特定して被害を防ぐための対策をお願いできませんか?
すぐに調査を開始していただきました。
庭や玄関先に監視カメラを設置して24時間体制で監視を行なっていただき、近隣住民からの情報提供も受け付けて状況に関する情報収集をしていただきました。
調査の結果、監視カメラの映像および近隣住民からの情報提供により、ゴミを投げ入れていたのは、2軒隣の家に住む住民であることがわかりました。
住民は深夜2時から4時の間に、数回にわたってゴミを投げ入れていました。
探偵の方のアドバイスで警察に被害届を提出しました。
また、住民との直接的な対話は危険だという理由で避けて、探偵のかたから弁護士の先生を紹介していただき、弁護士を通じて対応することにしました。
再発防止のため、引き続き監視カメラを設置しておくこともアドバイスいただき、本当に感謝しています。
西日本トラブル対策専門窓口では、隣人によるゴミの投げ入れを辞めさせるための調査やサポートを行なっています。
自宅敷地内へのゴミ投げ入れは、単なるいたずら以上の深刻な心理的、社会的影響を及ぼします。
もちろんデリケートな問題だとは思いますので、複雑なご事情やご要望にも柔軟に対応しながら最善の策を見つけていきます。
犯人を特定し、今後の対策について具体的な道筋が見え、あなたの平穏な日常が一日でも早く取り戻せる日を心より願います。
少しでも不安なことがあれば24時間受け付けている無料相談窓口までお気軽にお問い合わせください。
執筆者 / 住本 / 2024年7月4日
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