ホーム > コラム > 「日経新聞記者の女を逮捕」PayPayのチャット機能で「会いたい」など64回にわたり繰り返し送信
公開日: 2024/09/05 最終更新日: 2024/09/16
コラム
 公開日: 2024/09/05 最終更新日: 2024/09/16

「日経新聞記者の女を逮捕」PayPayのチャット機能で「会いたい」など64回にわたり繰り返し送信

Category: コラム Tag: /
この記事の読了目安時間は約 1 分です。

スマホをさわる女性

2024年8月26日、日本経済新聞の記者の女性がストーカー行為をしたとして逮捕されました。

64回にわたって「PayPay」のチャット機能を使用して「会いたい」などのメッセージを送ったことは認めているようですが、容疑者は「受け入れられていると思っていたので納得いきません」と供述しているそうです。

警視庁から複数回ストーカー規制法に基づく警告を受けていた、というこの事件を探偵視点で解説します。

ニュース記事概要

日経新聞記者の女を逮捕 他社の男性記者にストーカー行為


日本経済新聞の記者の女が、別の報道機関に勤める男性記者に対してストーカー行為をしたとして、警視庁に逮捕されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。 ストーカー規制法違反の疑いで今月26日に逮捕されたのは、日経新聞の記者・花沢葵容疑者(33)です。 花沢容疑者は別の報道機関に勤務する30代の男性記者に対し、「PayPay」のチャット機能を使って、今月17日からの8日間で「会いたい」などのメッセージを64回にわたって送り、ストーカー行為をした疑いがもたれています。 花沢容疑者はこれまでに警視庁から複数回、ストーカー規制法に基づく警告を受けていたということです。 取り調べに対し、花沢容疑者は事実関係を認めたうえで、「受け入れられていると思っていたので納得いきません」と供述しているということです。 Yahoo!Japanニュース8/29(木) 11:19配信

ストーカー規制法とは

法律

ストーカー規制法とは、ストーカー行為を処罰によって規制し、被害者の安全で平穏な生活を実現することを目的とした法律です。

昨今、今回のニュースのようにSNSやコミュニケーションツールの多様化により、相手を怖がらせるような内容を執拗に送るなどのネットを介したネットストーカーの被害が急増しています。

このような現状から、ストーカー規制法もネットストカーへの規制は強化されています。

ストーカー規制法の内容

今回のニュースで適用されたストーカー規制法は、以下の内容だと思われます。

対象者

特定の人への恋愛感情や好意の感情、その感情が満たされなかったことの怨恨によって、インターネットやSNSを利用して、何度も繰り返してつきまとい行為をする者。

行為

あなたが拒否しているにも関わらず、電話やFAX、メール、SNSなどで何度も連絡してくる行為。

LINEやX、Facebook、ブログ、コミュニケーションツールを用いた連絡は全て規制の対象となる。

事例
  • スマホに無言電話を繰り返す
  • 拒否しているのに何度も職場に電話をかけてくる
  • 拒否しているのにLINEで何度も連絡してくる

ストーカー規制法に違反するとどうなるのか

警察

ストーカー被害者の申し出により、警察はそれ以上つきまとい等の行為を行わないように加害者に警告します。

加えて、警察より行政指導が行われます。

警告に違反すると

警告を受けたにもかかわらず、つきまとい等を繰り返すと逮捕される可能性があります。

加害者の行為が「ストーカー行為」にあたると判断された場合は、1年以下の懲役、または100万円以下の罰金という刑事罰が科せられます。

今回のニュースのようにストーカー規制法違反での逮捕は段階を踏んで行なわれるケースが多いですが、段階を踏まなければならない決まりは無いです。

警告なしに逮捕される可能性もあります。

探偵はどう読む

新聞をよむ探偵

今回のニュースで容疑者は「受け入れられていると思っていたので納得いきません」と供述しています。

加害者の男性が拒否をしたのか、拒否はせず無視していたのか、真相はまだわかりません。

この事件では警告されたという事実があるので容疑者を逮捕することができたようですが、ストーカー規制法にも記されているとおり「拒否をしても何度もストーカー行為をしてくる」ことが法律上は規制対象となっています。

逆に言えば、拒否をしなければ規制対象にならない可能性があります。

正しいネットストーカーへの対処法

スマホを見て困る男性

ストーカー行為によってターゲットを精神的に追い詰めているにも関わらず「受け入れられていると思った」と発言するように、ストーカーの加害者は実に身勝手に、自分の都合の良いように物事を解釈します。

そうさせないためにも、正しい対処法をとることが必要です。

最初は無視する

拒否することが大切だとは説明しましたが、数回のメールや着信は無視してみてください。

もしかしたら、すぐに諦めて連絡をしてこない可能性もあります。

メールや着信は全て残しておく

恐怖心から相手とのやりとりを削除してしまう、という人が多いですがそれは得策ではありません。

大切なストーカー行為の証拠となりますので、全て保存しましょう。

拒否する姿勢を示す

複数回メールや着信などがきたら、相手に対して「証拠を保存している」「止めなければ警察に届出する」と、拒否する姿勢を示しましょう。

このとき、逆上されないためにも冷静な対処を心がけてください。

専門家に相談

拒否したにも関わらず連絡がくるという場合は、被害の状況に合った相談先に相談しましょう。

このとき、集めていた証拠が役に立ちます。

探偵に相談

相談

ネットストーカー行為を取り締まるには、いずれにしても誰がどのようなストーカー行為をしているのかという証拠が必要です。

  • 相手が誰かわからない
  • 証拠となるメッセージを削除してしまった
  • 警察に相談したけれど動いてくれなかった

このようなお悩みを抱えているかたは、探偵に相談することで解決への糸口を見つけることができます。

当事務所では以下のことが可能です。

  • ネットストーカー行為の事実確認
  • 加害者の特定
  • 加害者に対する情報収集
  • 有用な証拠収集
  • 問題解決までのサポート

あらゆる可能性を探りながら、被害の状況に合った解決策を見出して調査をします。

また、根本的な被害の解決までのサポートも当事務所では行なっていますので気軽にご相談ください。

一日でも早く平穏な日常を取り戻せるように、不安を解消しながら一緒に進んでいきましょう。

監修者・執筆者 / 山内

1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。監修者・執筆者一覧へ

記事検索

一人でんでもなにも解決しません…
  解決させます! 是非ご相談を!

携帯/PHS対応 24時間365日対応 0120-868-886 携帯/PHS対応 24時間365日対応 0120-868-886

調査事務所ホットラインは24時間受けつけております。電話相談は何度でも無料です。ご相談の段階は匿名でのご相談可能です。調査が必要かわからない方も気軽にお問合せ下さい。

Copyright(C) 西日本トラブル対策専門窓口. All Rights Reserved.

(C) 西日本トラブル対策専門窓口

pageTop
メール相談 LINE相談