近頃、実業家や経済アナリスト、著名人の写真を無断使用したSNS広告による投資詐欺が増えています。
LINEグループを用いて複数人でコミュニケーションを取りながら投資を勧めるため、洗脳されてしまうう方が多くいらっしゃいます。
しかし、被害に遭ってからお金を取り返そうとしても、ご自身で行なうのは困難であることが殆どです。
そのため、ご家族は、親御さんを洗脳から目を覚ますために早い段階で行動に移す必要があります。
本記事では、SNS広告の投資詐欺に洗脳されている親御さんがいらっしゃる方向けに、目を覚ます方法や解決方法、無料の相談先についてご紹介いたします。
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投資詐欺は、昔から今も絶えない犯罪ですが、昨今ではSNS広告を悪用した新手の投資詐欺が横行しています。
こうしたSNS型投資詐欺は、SNSを使いこなしている若い世代であれば違和感に気付きやすいですが、あまりSNSに精通していない親世代は被害に遭いやすい 傾向にあります。
警視庁によると、2023年1月~12月末までに発生したSNS型投資詐欺の被害総額は、およそ278億円にまで及んだことが明らかになりました。
被害者の年齢層は、男性は50歳代~60歳代、女性は40歳代~50歳代が多いようです。
SNS型投資詐欺の多くは、InstagramやFacebookなどSNS上に有名人の写真や名前を使った投資広告を流しています。
実際は本人とは全くの無関係であり偽の広告ではありますが、実業家や経済アナリストの写真を使って本人による投資教室や講座かのように見せかけています。
SNS型投資詐欺に共通する手口は、以下のような流れがあります。
最初は怪しいと思ってた人でも誘導されたLINEグループチャット内では密に連絡を取り合えることもあり、徐々に投資するよう説得され、気付いたら仲間意識が芽生えたり、洗脳されてしまう方が多くいるようです。
また、詐欺師たちの上手い話文句により「これなら自分でも出来るかも」と錯覚に陥らせ、希望を抱いたり依存してしまいやすいのです。
洗脳状態になると家族からの忠告は聞き入れられないでしょう。
投資詐欺に洗脳されている親の目を覚ますためには、単に「辞めて」と伝えても効果はありません。
まず初めの段階として、なぜ投資詐欺に洗脳されてしまったのか原因を探りましょう。
以前までは、投資=ギャンブルと捉える人は多かったですが、近頃では投資に対する抵抗感が薄くなった傾向があります。
その背景には低金利や物価高の影響により、将来に不安を抱く人が増えたことや、小額投資非課税制度(NISA)の人気が高いことから投資に興味をもつ人や始める人が増えたことが大きいでしょう。
こうした興味や不安を抱くのは若い世代だけでなく、老後の心配をしはじめる年代である40歳代~60歳代にも多いことが見受けられます。
しかしこの世代はSNSやインターネットに疎いため、違和感に気づくことは容易ではないでしょう。
その結果、SNSで流れてきた投資広告を偽物だと見抜けずに期待を抱いてしまい、気付いたら洗脳され、詐欺被害に遭ってしまう方が多いことが考えられます。
詐欺師が行なう洗脳やマインドコントロールは、相手を支配するために「情報」「思考」「感情」「行動」をあらゆる手法を用います。
SNS広告による投資詐欺は、LINEグループに参加させられます。
洗脳されるようになると、自分がいる内輪のグループを「内集団」、その他の部外者たちを「外集団」と分類するため、自分が所属する内集団を好意的に見るようになり、外集団に対しては否定的になりやすくなります。
そのため、どれだけ周りが「洗脳されている」「騙されている」と、説得しても意味がないでしょう。
まずは、親自身が「洗脳されている」と気づかせることです。
洗脳を解除するためには、順を追った調査やサポートが必要となります。
まず初めに、洗脳者や加わっている投資グループや組織の実態を明らかにしていきます。
また、元メンバーや関係者の現状を調査して、何事もなく暮らしていることが判明すれば、離脱後の「恐怖心」を取り除けます。
元メンバーや関係者の体験談を聞かせることも有効な手段です。
関わっている投資グループや組織に対して、「どこ」が「なぜ」問題なのかを指摘します。
グループや組織に関するあらゆる調査や情報収集を行なったうえで、被害者との話し合いを行ないます。
問題点を指摘するためには、相手以上にその団体について知らなければなりません。
親に答えを押し付けるのではなく、親自身の意志で考えてもらわなければなりません。
また、「理想と現実やイメージの違い」を調べることで洗脳を解除できます。ただし、適切な質問をするためには、下準備と練習が重要です。
洗脳やマインドコントロールされてから日が浅ければ、加わったグループから物理的な距離を取り、第三者と接触することで解除できるケースも!
洗脳は深刻な問題であり、中途半端な介入は問題をこじらせて対立が深まってしまう可能性があります。
洗脳トラブル解除サポートでは、あらゆる手法を駆使して、洗脳者や加わっているグループ、他の被害者に対する調査を行ないます。
ご提供いただいた情報を基に、関係各所への聞き込み調査、尾行や張り込みなどの行動調査、潜入調査、風評調査、素行調査、素性調査、身辺調査など、あらゆる調査を組み合わせます。
以下は、洗脳トラブル解除サポートで得られる情報の事例です。
投資詐欺師による洗脳を受けたご家族から、「説得してほしい」「話し合いに同席してほしい」というサポートに関する問い合わせが相次いでいます。
当事務所の洗脳トラブル解除サポートは、「調査報告書をお渡しして終わり」ではありません。
調査や情報収集のみならず、上級心理カウンセラー有資格者が話し合いの立ち会いまでのトータルサポートも!
また、洗脳者や加わっているグループ組織関係者への立ち合いや、被害者への説得や同行までお任せください。
SNS型投資詐欺による洗脳やマインドコントロールに関するご相談から依頼までのトータルサポートは、以下のとおりです。
親御さんがSNS広告の投資詐欺に洗脳されてお困りだった方が、西日本トラブル対策専門窓口の調査と解決サポートを利用して洗脳トラブル解除に成功した体験談をご紹介いたします。
同様のお悩みを抱えている方はご参考ください。
母が、LINEのグループチャットですごくいい投資の先生に出会えたなどといって、詐欺まがいのFX取引をはじめてしまいました。
インスタグラムに前澤社長の写真をつかった投資広告をみたことがキッカケのようです。
そんなの本人じゃないし騙されてるよといっても、逆にムキになって聞き入れてくれません。
前澤社長からボイスメッセージがLINEで送られてきたようで、信じ切っています。
このままでは大金をだまし取られてしまうので、やめるよう言っても「他にも生徒が沢山て、みんな上手くいってる」「お母さんは先生の指示通りにしているから利益が発生している、心配しないで」などと言っていて、完全に洗脳されています。
どうしたら良いでしょうか?早く目を覚ましたいです。
すぐに調査を始めてもらえました。
母の被害状況や、他の被害者の実態、LINEグループチャットの実態などあらゆる情報収集や証拠収集をしてもらいました。
調査の結果、同じグループ内の生徒たちはサクラであることが判明しました。
これらの証拠を基に、母を説得させるための話し合いに立ち会ってもらいました。
すごく話の上手い方で、あれだけ私が言ってもビクともしなかった母が、愕然としていました。
自分が騙されて洗脳されていたことに気付いたようです。
案の定、すぐに投資グループとは音信不通になり、詐欺であるという確信を母自身も持てたようです。
被害額は数百万円となってしまいましたが、そのまま弁護士さんに繋げてもらい、今は母も一緒に騙されたお金を取り返そうという気持ちにシフトチェンジし、法的措置をとっている段階です。
ここまで動けたのもこちらの事務所が全てサポートして下さったお陰だと思います。本当にありがとうございました。
有名人をつかったSNS広告による投資詐欺は、LINEを使いグループの一員となるため、一体感が生まれ洗脳されやすいものです。
ご家族が洗脳を解こうとしても、「言うことを聞いてくれない」というご相談 が西日本トラブル対策専門窓口にも多く寄せられております。
当事務所では過去にも投資詐欺や洗脳トラブルの解決実績があるため、少しでも困っていることがありましたら、24時間受付の無料相談窓口までご相談ください。
SNS型投資詐欺は犯罪組織が絡んでいることが殆どのため、専門家の力を借りて早い段階で行動に移さなければ洗脳の解除のほかに、お金を取り返すのが困難になってしまうことがあります。
些細なことでもおかしいと感じたらすぐにご相談ください。
執筆者 / 長田 / 2024年5月30日
嫌がらせや対人トラブルなど複雑な問題解決が得意。 持ち前の冷静な分析力と強い正義感で、これまで多数の相談者からの問題を解決してきた実績あり。監修者・執筆者一覧へ
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