
「無意識にこちらを選んでいた」
「気づいたときには行動を起こしていた」など、
人の無意識に働きかけるのが、マインドコントロールの恐ろしいところです。
マインドコントロール下にいる人は、自分が操られていることなど自覚もないまま、日々を過ごすことになります。
もしかしたら、あなたももうすでにマインドコントロールされているかもしれません。
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マインドコントロールとは、他人の心理状態を制御して操作者の都合に合わせた特定の意志決定・行動へと誘導することです。
よく一緒に使われる、洗脳という言葉とはどう違うのか、詳しく解説していきます。
虐待や拷問、違法薬物、電気ショックなど、暴力的な手段を用いて、強制的に相手の心の変容を促します。洗脳という言葉は、戦争時にあった暴力的行為に由来し、尋問や拷問などを行い、自白させたり、自国の思想に染めたというようなことがあったとされています。
マインドコントロールと洗脳の大きな違いは、暴力を用いるか、いないかです。
洗脳は痛みや暴力によって強制的に思想を染めますが、マインドコントロールは「私がしたいからする」というような、人の無意識を支配する行為です。

では、マインドコントロールをされやすい人はどのような性質を持つのでしょう。
マインドコントロールをされる人は、精神的に弱い人というイメージがあるかもしれませんが、一概にそうとは言えません。
マインドコントロールは誰しもが受ける可能性があります。
下記のような特徴がある方は、マインドコントロールに気をつける必要があるでしょう。

現実と理想のギャップが激しい人は、逃避行動に出る傾向にあります。
「私がこんな目に遭うはずはない」「きっと僕を理解してくれる人があらわれる」など、眼前の事実から目をそむけてしまうときは要注意です。
そういうときほど、自分が求めている言葉をかけられ、つけ入られる可能性が高まります。

過去に深い傷をつけられた人ほど、その傷を癒してくれる存在にのめり込みがちです。
トラウマを忘れさせてくれる、膿んだ傷をいたわってくれる、そう感じさせてくれる言葉に傾倒していきます。

自己への強い執着がある人ほど、依存先を探してしまいます。
「ありのままを受け入れてほしい」と望むことは誰しもありますが、それが行き過ぎると、欠けた気持ちを埋めてくれる存在に縋ってしまうのです。

怒り、悲しみ、喜び、楽しみ、こういった感情を制御しきれない人も、マインドコントロール下に置かれやすくなってしまいます。
自己の感情が抑制できないということは、他人からの影響も受けやすくなってしまうということです。
確固たる自己があれば揺さぶられなかったはずなのに、マインドコントロールをする側は虎視眈々とそういった瞬間を狙ってきます。

近年では「推し活」という言葉が一般的になりました。
しかし、人やものに執着する文化も行き過ぎてしまうと、知らず知らずの内にマインドコントロールの罠にはまってしまうこともあります。
人は執着をすると、視野が狭くなり盲目になってしまうからです。

マインドコントロールをされると人はどうなってしまうのか、3つの観点から解説していきます。

マインドコントロールをする側は、都合が悪い情報や、ウソがばれるような情報が入ってくることを非常に嫌がります。
そのため、家族や恋人、友人などから距離を取らせたり、付き合いを禁じたりするのです。

「毎日通わないと悪いことが起きる」「お布施をすることによって神の恩恵を受けているのに、それを反故にするのか」などといった脅しによって、被害者をがんじがらめに縛ります。
何かに過剰に怯えていたり、過度に思想を貫こうとする場合は、マインドコントロールされていることを疑った方がよいかもしれません。

人は多数派の意見を尊重しがちであるという心理を悪用して、マインドコントロールの手法に利用されることがあります。
「教団のみんなが言っていたのだから絶対だ」「みなさんこれを買っているらしい」など、具体的な根拠もなく信じ込んでいるのは、危険なサインです。

では、マインドコントロールをされないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
実は、自分の気の持ちようで、対策することも可能です。
下記のようなマインドを持つことで、マインドコントロールから身を守りましょう。

人は、「善か悪か」「正しいか間違っているか」という両極端な考えに支配されることがありますが、物事はもっと複雑でグレーな部分があります。
この白黒思考に囚われてしまうと、批判的思考が著しく低下してしまい、疑問を抱くことができなくなるのです。
白か黒かで単純化して考えるのではなく、日頃から「なぜだろう」「どうしてだろう」と疑問を持つことが、マインドコントロールから身を守る第一歩です。

情報が溢れかえるこの現代社会において、情報との距離感を保つこと、また、選別することは大事なことです。
しかし、「とある話者の言うことしか聞かない」というような極端な思考に偏ると、あっという間にマインドコントロールされてしまいます。
次第にそれ以外の意見を、敵からの嘘、と拒絶してしまうからです。
だからこそ、複数の意見や情報を照らし合わせて考えることが、偏った思想から抜け出すための第一歩になります。

客観視という冷静な思考をもつと、肯定と否定を俯瞰的に眺める「もう一人の自分」という立ち位置を手に入れることができます。
ただし、これは一人では限界があります。
そこで、身近な人にアドバイスをもらったり、専門家に相談をして実態調査を行ってもらうことで、第三者目線からの客観的意見に触れることが可能です。
こういった機会を増やしていくと、自然と視界は開けていきます。

実際に当探偵事務所で解決した事例をご紹介します。

ご依頼者は、一人娘を持つ母親。
上京した娘がホストにのめり込んでしまい、目を覚ましてほしいというご依頼内容でした。
娘のハマり具合は、家賃が払えなくなり、一人暮らしのアパートを強制退去させられるほどです。
探偵は娘の身辺調査を行い、彼女が会社でうまく馴染めていないことを突き止めました。
上司に「仕事ができない」と責め立てられ、毎日抑圧された日々を送っていました。
それを親に相談することもできず、ホストに依存してしまったとのことです。
そこで、娘の真意をご依頼者にお伝えし、家族での話し合いの場を設けました。
事実を知った母親は退職をすすめ、職場での傷が癒えるまでは実家で過ごすのもいいのではないかと提案。
娘は涙ながらにそれを受け入れました。

「妻が怪しいセミナーに通いだした」と語るのは、ご依頼者である夫です。
週に一回、得体のしれないセミナーに通う妻は、次第にご依頼者にも参加しろと強要するように。
当探偵事務所は依頼を受け、そのセミナーの実態に迫りました。
実態調査を行った結果、霊感商法をする団体であることが判明。
その団体に傾倒してしまった理由を聞き込み調査で探っていくと、「先日体調を崩したことが原因で職場を退職し、このまま専業主婦でやっていくのか、先行きが不安になってしまった」と友人に語っていたことが明らかになりました。
探偵は妻に、霊感商法の実態を提示するとともに、このまま金をつぎ込み続けると失ってしなうものを説きました。
説得を受けた依頼者の妻は、夫の言葉に耳を傾けるようになり、徐々にセミナーから足が遠のきました。
この二つの事例に共通するのは、マインドコントロールをする側の人間は、相手の欠けている部分につけ入るということです。
加害者は欠けている部分を満たすふりをして、マインドコントロール下に落とします。
マインドコントロールによる被害は、決して他人事ではありません。

マインドコントロールされているかもと少しでも思ったら、その時が動くときです。
マインドコントロールは深みにはまればはまるほど、抜け出すことが難しくなります。
そうなってしまう前に、第三者に相談することが肝要です。
当探偵事務所は、マインドコントロールから解放した事例を多数持っています。
お問い合わせフォーム・メール・電話・LINEにて、24時間365日、無料相談窓口にて相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。 プライバシーを厳守しており、匿名でのご相談も可能です。
本来のあなたを取り戻すために、私たちに尽力させてください。

監修者・執筆者 / 山内
1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。 得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。 監修者・執筆者一覧へ
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