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公開日: 2025/06/17 最終更新日: 2025/06/26
海外、外国人トラブル関連記事 - 海外、外国人トトラブルサポート
 公開日: 2025/06/17 最終更新日: 2025/06/26

「海外で成功した」と言う人物の実態調査

この記事の読了目安時間は約 2 分です。

「私は海外で成功しました」

これは果たして本当の言葉でしょうか。

提示される資料や、口頭での説明では、何かすごいことを成し遂げたんだろうというように感じます。

しかし、あなたの疑念は晴れません。

海外での「成功」とは一体何を指すのか、そもそも本当に成功したと言える結果を残したのか、それらを調べる術を解説。

海外案件ならではの調査の難しさも、あわせてご紹介します。

成功の定義とは

まずは、どのような指標をもって「成功」と判断するのかを明確にします。

例えば、年収、役職、会社の規模、市場シェア、社会的影響力などです。

とある海外ビジネス支援プラットフォームでは、海外事業を3年以上継続している企業を、海外事業における成功と定義しています。

成功の具体的な内容としては、以下のようなことが聞けると良いでしょう。

  • 「どのようなビジネスで成功したのか(例:IT企業を設立、不動産投資、コンサルティング、特定の商品の輸出入など)」
  • 「どの国で、いつからいつまで活動していたのか」
  • 「具体的な会社名、役職、プロジェクト名、サービス名などは?」
  • 「どのような実績を上げたのか? (例: 売上高、従業員数、顧客数、M&Aの実績、特許取得、メディア掲載など)」

成功事例の裏付け

具体的な成功事例について、関係者へのヒアリングや文献調査を通じて、その信憑性を検証します。

上記であげた質問に加えて、困難や失敗についての質問を投げかけてみてください。

虚偽の成功者は、成功談ばかりで、現実的な失敗談を語りたがらない傾向があります

また、将来の展望についての質問をして、それが具体的で実現可能性のある計画であるか、確かめてみましょう。

自社の技術やサービスが市場でどれだけ成功しているかを誇張し、未来の成長予測を過度に楽観的に描くことがあります。

経歴の検証

また、虚偽の成功者は誇張した成功体験を話すことが多いです。

そのため、経歴も虚構にまみれている可能性があります。

学歴・職歴の確認

公的な記録や関係者への照会を通じて、学歴や職歴に偽りがないかを確認します。

海外での活動状況

海外での居住期間、活動内容、関係者などを調査し、経歴に矛盾がないかを確認します。

受賞歴や表彰歴の有無

海外だから調べようがないと言って、虚偽の受賞歴や表彰歴をでっち上げる可能性があります。

過去のトラブルの有無

過去に訴訟や詐欺、不正行為などのトラブルがないかを調査します。

資金源の特定

さらに裏付けを取るために、ビジネスを立ち上げた際の資金源を特定しましょう。

自己資金、融資、投資家からの出資など、資金調達の方法を明らかにします。

また、資金の流れを追跡し、不正な資金源やマネーロンダリング(犯罪によって得た収益の出どころや持ち主を隠す行為)に関与していないかを確認する必要があります。

成功を見極める上での注意点

  • 「海外で色々やって成功した」「昔は金持ちだった」など、具体的な会社名、プロジェクト名、期間、実績が曖昧で語られない場合。
  • ウェブサイト、メディア記事、連絡先など、客観的な証拠の提示を執拗に拒む場合。
  • 高価なブランド品や高級車の写真ばかりをSNSに投稿し、具体的なビジネス内容や実績に触れない場合。
  • 客観的なメディアや公的機関からの情報がなく、全て友人や「仲間」からの証言である場合。
  • 過去の栄光ばかりを語り、現在具体的に何をしているのか、将来の展望が語られない場合。
  • 最終的に自分のビジネスや情報商材への勧誘に繋がる場合、警戒が必要。

調査方法

前述したような調査を行うためには、いくつかの方法があります。

それらをひとつずつ解説していきます。

インターネットを使う

インターネットや公的なデータベースを活用して、本人が語る情報と合致しているかを確かめます。

氏名と会社名の検索

Google、Yahoo!などの検索エンジンで、氏名(日本語、英語、現地の言語)と会社名、プロジェクト名、成功したとされる内容を組み合わせて検索します。

 

キーワードの組み合わせ例:

  • [氏名] [会社名] [国名]
  • [氏名] [国名] [fraud / scam / 詐欺] (ネガティブ情報も含む)
  • [会社名] [国名] [news / award / success]

 

企業の公式ウェブサイト、プレスリリース

主張する会社の公式ウェブサイトが存在するか、更新されているか、実績が具体的に記載されているかを確認します。

プレスリリース(企業・組織が主にメディア関係者に向けて、コンテンツ制作しやすいように発表する公式文書のこと)がある場合は内容を精査します。

 

メディア記事・報道の確認

海外の主要なニュースサイト、ビジネス誌、業界専門誌などで、本人が主張する成功に関する記事が掲載されているかを確認します。

信頼性の高いメディアの報道であるかが重要です。

 

企業の登記情報・データベース

多くの国では、企業の登記情報(設立年、役員、資本金など)が公開されています。

主張する会社が実際に存在するか、役員として名前が載っているかなどを確認します。

海外案件に強い探偵事務所に依頼する

海外案件に強い探偵であれば、現地に赴き、視察や関係者へのヒアリングを行うことができます。

客観的かつ信ぴょう性の高い情報を手に入れられるでしょう

経歴調査
  • 学歴・職歴の裏付け: 公的記録や関係機関への照会、卒業生名簿などを調査し、学歴や職歴に虚偽がないか確認します。
  • 海外渡航歴の確認:海外での居住期間や活動実態を確認します。
  • 過去のトラブル調査: 海外での訴訟歴、犯罪歴、詐欺行為、金銭トラブルなどを調査します。
  • 人脈調査: 海外での交友関係、ビジネスパートナー、親族などを調査し、人物像や成功の背景を探ります。

 

ビジネスの実態調査
  • 会社登記情報の調査: 海外の会社登記情報を取得し、会社の設立日、資本金、役員構成、事業内容などを確認します。
  • 財務状況の調査: 企業の財務諸表を入手し(上場企業であれば検索することができます)、売上、利益、資産などを分析します。
  • 取引先の調査: 主要な取引先を特定し、取引関係の有無、取引規模などを確認します。
  • 業界評価の調査: 業界関係者や競合他社へのヒアリングを行い、企業の評判や市場評価を探ります。
  • 現地視察: 実際に現地を訪れ、オフィス、工場、店舗などを視察し、事業の実態を目視で確認します。

 

生活状況の調査
  • 居住地の特定: 海外での居住地を特定し、生活水準やライフスタイルを把握します。
  • 資産状況の調査: 不動産、自動車、預貯金などの資産状況を調査します。
  • 交友関係の調査: 近隣住民や関係者への聞き込みを行い、人物像や評判を探ります。
  • SNS調査: Facebook、Instagram、XなどのSNSアカウントを調査し、発言内容や交友関係から人物像を探ります。

 

裏付け調査
  • 関係者への聞き込み: 元従業員、元同僚、顧客、取引先など、関係者への聞き込みを行い、内情を探ります。
  • 情報提供者の探索: インサイダー情報(上場会社の株価に一定の影響を与えるような「未公表」の「重要事実」のこと)を持つ人物を探し出し、情報提供を依頼します。
  • 尾行・張り込み: 対象者を尾行・張り込みし、行動パターンや接触人物を特定します。
  • 証拠写真の撮影: 不正行為や不適切な行動を証拠写真として撮影します。

 

「海外で成功した」と言う人物の実態調査をしたいときは、ぜひご相談ください!

今回解説した具体的な調査手法は、提示される情報だけでなく、多角的な視点からその言葉の真偽、そして語る人物の真の姿を見極めるための羅針盤となるでしょう。

特に海外案件においては、言葉の壁や法制度の違い、情報収集の困難さなど、国内では経験しないような高いハードルが存在します。

そのため、確実な裏付けを得るには、専門的な知識とネットワークを持つ探偵事務所など、プロフェッショナルの力を借りることが有効な選択肢となります。

当探偵事務所は、24時間365日、無料相談窓口にて相談を受け付けています

ぜひ一度、ご相談ください。

監修者・執筆者 / 山内

1977年生まれ。趣味は筋トレで現在でも現場に出るほど負けん気が強いタイプ。 得意なジャンルは、嫌がらせやストーカーの撃退や対人トラブル。 監修者・執筆者一覧へ

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